怒れるドライバー
2017年10月18日
切れて無謀な運転をする人間がいる。運転していてイライラしてそして自分を抑えることができない人であるとテレビで医師のコメンテーターが言っていた。続けて出演者が言う。運転をしていれば誰でもイライラしたりするものだが、それを抑えるのが普通の人であると。
それを聞いて思った。やっぱり自分は普通じゃないのかな? だって車を運転していてイライラなんてすることがないのである。それは昔まだ人間が定まっていない時にはそういうこともあったと思うが少なくともこの10年あるいは20年そういう記憶はない。
イライラする意味なんてまったくないんじゃないかなと思う。だってそれこそ行動にも移さないのであるから。まあ行動に移すのはまた別の意味でもっと問題だけど。
運転を含めて日常生活でも怒りを感じるということはまずもってない。児童養護施設にいた時によく怒ったふりをしていたがあれは演技だ。だって本気で怒るようなことは何もない。ただ自分が適切だと思う行動を取るだけである。
それにしても運転をしてイライラして、それを我慢したり、あるいは我慢できずに爆発したり、どっちも体に悪そうだなとは思うが、そういう連中が自分の置かれた搾取搾取で出来上がったこの世の中で、うまい汁を吸っている連中に対しては特段怒りを持たず革命も起きずにおとなしく蹂躙されているというのが、これまたわたしには不思議な光景である。
特に暴れる人間の属性などまずもって社会の最底辺にいる連中だ。日銭で働きあるいは仕事にもあぶれ、それが高速道路で他人を無理やりとめて恫喝して鬱憤を晴らそうなんてわけだから、まったく鬱憤のベクトルが違うのだけど、頭が悪いからそんなことわかりはしないのだろうな。
ロングホールでドライバーがまあまあ、残りが250ヤード。ウェアウェイなら迷いなくスプーンを手にする。わたしでスプーンはまともに当たってまあ210ヤードほど。だからちゃんと当たれば残りは40ヤードとなる。40ヤードは苦手な距離ではないがそんなに寄るものではない。それよりもスプーンで少し曲がったりあるいは当たりが悪ければ残りは50、60となる。そうなると難しい。50ヤード60ヤードは苦手と言うか難しいのである。
そうであればユティリティ1を持つという選択か? ユティリティ1は180から190である。つまり芯を食ったら60ヤードが残る。この刻みかたは中途半端だ。そうなるとユティリティ2という選択。170ー180の飛距離である。これならどんな当たりかたをしても70以上が残る。70から100までは割と得意である。気分的にも振り切れるこの距離が良い。だからユティリティ2が正解。
ドライバーが失敗して残り200。ライも悪い。ちょっと曲げると池に入る。この場合何で打つか? 上と同じ考え方をすると7番か8番アイアンで軽くウェアウェイに運ぶということになるがあまりに消極的だ。だが狙うのは無謀。ここは5番アイアンで170ほど打って残り30の寄せワンにかける。5番アイアンの当たりが薄くても残り40ならまだ勝負になる。
こういう考え方で今後ラウンドしていくつもりだ。大切なのは自分のゴルフを自分の管理下に置くこと。でたとこ勝負はあきまへん。それと当たり前だがゴルフでイライラしたりするのは禁物だ。怒れるドライバーショットはだめである。
でも他人のプレーにイライラする人はけっこう多い。わたしは人にイライラするのではなく、人からイライラされることが多いようだ。普通なら急いだり慌てる場面で悠然としているからだ。まあ自分のペースというものなんだけど、あまり多くの人とは、とくに繊細な人とは合わないようだ。もっともわたし以上のズボラなゴルファーもけっこう多いので楽しく回れる人間はいくらでもいるんだけど。
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