その人なりの投資のあり方

2016年07月20日
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サラリーマンライフ
資金の調達方法で投資手法はまったく変わってくる。調達方法とは資金量も含むと思うが資金量というのはただ大きければ良いという単純なものでなく、その人の生活の中における投資の位置付けでも変わるし、あるいは投資種目そのものの環境でも変わってくる。それが組み合わされると複雑。安易に人真似してもうまくいかないという理由がここにある。

投資で儲ける儲けないとで暮らしに影響が出る人間とそうでない人間では投資の仕方が同じになるわけがない。株であれば借金して投資する人はめったにいないが、自分の投資可能資金の中でバランスを取る必要はある。(それが案外できない。)

不動産だとこれは物件の金額というものがあるからその金額をどこからか調達してこないといけない。資金量に合わせてうまいこと物件を買えれば良いがそうはなかなかいかない。すなわち借金して買う人が多い。わたしは不動産は現金で買うから借金して買う人間とは考え方も全く異なる。千万単位の不動産をポイから買える人間はそんないないからすなわちわたしと同じようにできる人間はまず少ない。真似できないということになる。

株でも自分の都合を優先するというのは悪くはないが、投資人生ではこれはという勝負はその人の都合なんて関係なくやってくるものである。自分は練習中だからと一生に一度のチャンスを逃すのは大いにありうる。

織田信長が桶狭間で自分はまだ修行中だからと勝負をためらえば天下は取れなかっただろう。ここは勝負という時は準備不足だろうがなんだろうが出て行かねばならんものである。それができないなら、あるいはどういう結論になっても受け入れる覚悟がないならば、それは頭を低くして大人しく生きるしかない。

わたしは生まれて初めて買った株が一生の大勝負になった。そういう運命だったとしか言いようがないが、わたしが、まずは初心者だから、練習中だからなどと、甘ったれたことを言っていたなら今のわたしはないだろうし、だいたいわたしはそんなあまちゃんじゃない。人に比べればきっとハラも座っているんだろう。これはもう真似をするとかしないとかの話じゃない。どう生きるかに関わってくる。

サラリーマンやりながら投資をするのも悪くはないのかもしれないが、どういうサラリーマンかにもよる。頭を低くして生きている人間が投資で成功するということはかなり逆ベクトルのメンタリティを必要とするから、まあ難しいだろうね。







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