もはや億り人はステータスにならない

2024年03月02日
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マネーと生活
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確定申告についての話題は例年書いていますが「確定申告で緊張度MAXの思い出」という記事はけっこう読まれました。他で聞かない話だからだと思います。わたしの場合他で聞いたことないって話が多いです。弁護士も使わずに名誉毀損の刑事告訴したなんてのあまり聞かない。だから嘘だとかインチキだとか言われるんでしょう。まあそれは良いとして、その記事の最後のほうに税務署からのお尋ねってのが書いてあります。当時は所得が2000万円以上の人間には税務署から自分の財産目録を全部教えてね、ってお尋ねが来たんです。年収じゃないです、所得。回答の義務はありましたけど罰則はなかった。その後法律が変わって条件が加わって株とか一億円以上持っているとかが加わった。それでお尋ねが来るんじゃなくて自分で出さないといけない。出さない人に罰則もある。「財産債務調書」いうものです。株の億り人って人がネットではずいぶんと増えているように見えますけど、この財産債務調書てのを出しましたって話題はまず見ません。みなさんちゃんと出してんですかね? 出してないと思うわぬところで足を掬われるかもしれません。実は億り人ですなんて自分で言っていても条件にあてはまらないって人はけっこういるのかもしれません。いずれにせよ億り人の価値はずいぶんと下がっていると思います。理由は二つあってまず為替。わたしの時は億り人は120万ドルくらい。今は65万ドルでイメージ的には半分。それと不動産の値段、今首都圏で自分の家を買ったら一億円なんて消えてしまいます。自宅をキャッシュで買えるのは素晴らしいとは思いますが20年前なら同じ程度の物件が2軒買えたんです。一軒住んで一軒貸せば楽勝ってことです。ずいぶんと物の値段が上がった分、億り人の価値もが下がったってことです。富裕層とみなされる人もずいぶんと数は増えているようですがこの基準も変わっていくと思います。ドルで見たらアメリカの普通の人って感じじゃないでしょうか?何十万ドルとか持ってる人なんてアメリカでは珍しくないですから。
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Comments 1

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ななし  

確定申告

確定申告の送信するさいしゅうの画面に自己資産10億以上の人はチェックボックスに印を入れてくださいとの文言があったと思います。
富裕層の資産を税務署が狙い出しているのでしょうか?

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