ハイイールド債持ってます

2020年05月01日
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マネーと生活
スクリーンショット 2020-04-25 5.10.25
カブの漬物
株価はだいぶ戻して
塩漬けじゃなくて浅漬けで済みそうだって期待が盛り上がっているようだ
我が家はほとんどカレーに入れて食べてしまった

証券会社の営業から電話があって、米国ハイイールド債どうですか?と言う。実はわたしはすでに持っている。1ドル85円くらいの10年くらい前に購入した。毎月分配金が振り込まれているがこの10年変わらず@70円。毎月@70円ということは年間840円、これは基準価格一万円に対してでわたしは9千円以下で買っている。計算するとわたしはすでにほとんど元本は回収している。


ずいぶんと長いこと持っていて儲けさせてもらった。このまま償還まで持っているつもりだ。ここにきて米国ハイイールド債は危険だという声もある。エネルギーセクターが入っていていくつか破綻する懸念があると。この世の終わりのような大恐慌になるぞ、債権は紙くずになるぞと脅す評論家もいる。そういう話を聞くとなんか落合信彦氏を思い出す。実際紙屑にはならない。だって何も送ってこないから。

この債権はかなり多くの業界に散らして買っている。確かに大幅に下落する可能性もあるかもしれない。(ないかもしれない)だからと慌てて売る気もおこらない。どう転んだって損する話じゃないのにオタオタしても仕方ない。あの時期に買ったわたしは大したものである。

フォードがBBBからBBに格下げになった。BBはジャンク級と言われてハイイールド債の組み込み対象だ。今後格下げが広がりかなりの大手がハイイールド債に組み込まれるのかしら? 実際わたしが買った10年前はハイイールド債には知られた大手ばかりが並んでいた。それと同じようなことが起きれば安全率は案外高まるような気がするんだけど。

FRBがジャンク債を買うと報道されてるけど、あれはマスコミがそう言っているだけで、実際ジャンク債という商品名で売っている債権はない。FRBは今後BBでも買うって言ってるだけじゃないかしら? まあ原文探して読めばいいんだけど。そうなると案外ハイイールド債にも追い風ってことかしら?とも思うけど、まあ調べるのも面倒だ。行動に影響ない情報は要らない。最近特にそう思う。それよりも自然とか動物の生態とか、知りたいことがたくさんある。

米国ハイイールド債は危険か? これはそういう問いそのものが意味をなさない。人によって異なるのである。わたしは米国ハイイールド債を持っているが別に怖くない。どこかの誰かさんは同じく米国ハイイールド債を買ったが大変怖い、となりえる。すでに長年恩恵を享受した人間にとってはどうなっても損はないのである。一方ろくに配当を受け取っていない人間にとっては危険極まりない代物となるかもしれない。

ただわたしが買った時も似たような状況だった。今より円高でさらに追い風だった。わたしはリーマンショック の危機は一段苦して底は打ったと言う確信があったし、中身をみても大手企業がずらりと並んでいて、大丈夫だろうなと決断した。

今はコロナが一段落したとまでは言えないと思っている。だから追加でまでは買わない。ハイイールド債に興味がある人は目論見書というか説明書を取り寄せて、組み込みの詳細もよく調べたらよいんじゃないかと思う。一口にハイイールド債と言っても、たくさんある。あんなにたくさんあって、きっと同じじゃないんでしょ。

ということでわたしが買わないと返事をすると、ではソフトバンクの社債はどうですかと言う。来年償還の債権で一年後に額面通り返ってくるもの。(倒産しなければ)。それで4%の利回りだそうだ。ずいぶんと売りが出ているそうだ。あと一年が怖くて売ってしまう人間がたくさんいるんだね。でも4%じゃ買わないな。その程度のお手あてで冷や冷やドキドキしたくない。なにせメンタル弱いからね、わたしは。鍛えられないメンタルだから、そのメンタルの範囲でやるしかないです。それで十分儲かってます。
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