ファンドでも作るか

2014年03月24日
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株式投資
大阪都と発音するのは
何か不自然で言いにくい感じがする
慣れだけの問題ではないような気がするのね
京都都だったら絶対言いづらいもんね
逆に東京府は言いずらい気もするが
東京は昔東京府だったのだから
やはり慣れか
 
大阪都と大阪府
関西に8年も住んだので関心はあるのだが
それにしても、
マスコミで騒ぐほどには重要な問題ではないようにわたしには思える
橋本氏は公党の代表なんだけど、
地方政治家そのものに見える
今回の選挙
投票率23% それだけでほとんど不信任
莫大な選挙公費を使ってたぶん何も変わらない
 
彼を見ていると
雪で車がスタックしてエンジンを轟々と吹かしながら
タイヤが空転している様子が思い浮かぶ
運転者は
前に進まない理由はエンジンのパワーが足りない
と考えているようだ
だからさらに
吹かし続ける
そうやってスタックから脱出することも
あることはあるんで
絶対にそれではいかんというものではない
流儀の問題だろう
結果が出ればそれでいいわけだ
でも彼が乗っている車は自分のものじゃないけどね
 
個人投資家というものが
世の中からいなくなったら
どうなるだろう?
誰が困る?
 
一番困るのは個人のお金を吸い上げている
業界全体だろう、ファンドも含まれる
それ以外はあまり思い浮かばない
 
あえて言うなら
いくらか稼いでいる相場師
でも全体から見れば相場師が儲ける金額など知れている
個人投資家のお金のほとんどは
業界に流れ込んで行く
 
つまりだ
個人投資家は勝つつもりでやってはいるが
ほとんどは損をして
それで自分のお金を業界に寄付している
そういう構図だ
この寄付は確定申告で寄付控除の対象にもならない
 
個人投資家が一年に損する金額は
いったいいくらだろう?
その金額を
恵まれない子供の奨学金に回したらどれだけの子供が救われるだろう
 
そこで考えた
 
ある奨学金ビジネスを起こしたらどうだろう
児童養護施設にいる子供や
学費の調達が困難な子供
その中で特に優秀な子供に手厚く教育費を貸し出す
子供を選ぶ方法はノウハウがあり
将来かなりの可能性で社会の要職につく
また就職のバックアップも行う
オルブライト留学生とかのように
その奨学金がブランドなるくらい
ああ、その奨学金の人なら安心だと、企業の採用も思うくらい
奨学金の理事には有名人も並ぶ
 
その奨学基金のユニークなところは
寄付でなく出資によって賄われ
この低金利の時代に確実に3%のリターンを保証する
(ただし最初の3年間は据え置き無利子)
高い利回りと思うが、子供たちには優秀な子供を厳選しており
また、将来の稼ぎに応じて返却してもらう
成功報酬的返済システムになっている
子供たちはチャンスを与えられるかわりに
成功したら後続の子供に大きなチャンスを与える義務を負う
そうやってお金をを回していくので
出資者にはそれなりのリターンが保証できる
自分自身も儲けながら
恵まれない子供たちを応援できる
どうです?
素晴らしいファンドでしょう
おもしろいことにこのファンドは銀行、証券会社を通じて
販売される、だから証券会社にもわるい話ではない
 
このファンドは人気を博す
どんどん大きくなる
資金がつぎつぎに流入してくる
だから、毎年多くの子供たちがその奨学金を利用する
そうやって10年15年とたち
たくさんの子供たちが巣立っていく
 
ところが
15年ほどたった時くらいから
出資者への支払いが滞るようになる
変だなおかしいと騒ぐ人間が出てくる
それで当局が調査を開始すると
 
なんと粉飾決算が発覚する
あるはずの資金がすっかりない
 
子供たちから順当に回収しているはずの金額が
実際はほとんど残っておらず
どうやって回していたかと言うと
利回りは新しく出資する人間のお金から払われていたのだ
なんと
出資金を奨学金と利回り支払いに振り分けていた
 
調査は進む
 
この出世払いシステムには大きな穴があって
本当に大きく出世すれば支払義務が生じるが
普通の勤め人程度では
ほとんど支払いの義務が生じないのだ
 
そして元本の返済に保証人もたてているが
その連帯保証人の借用書が紛失していてどこにも見当たらない
元本の返済さえ保証人の好意に頼るしかない
これでは回収が進むわけがない
 
被害にあった個人投資家の数は膨大
金額も莫大
この数十年最大のファンド破たんだ
 
だがこの奨学金によって
多くの子供たちが社会に巣立っていった
きちんと生計を営んでいる人たちは
大きな出来高払いは無理だが
きちんと元本くらいは返済してくれる
だから奨学生としては胸を張って生きていける
社会的非難はない
 
もともと元本返済くらいがせいぜい
3%の利回りなんてのは無理な話だったのだ
 
そのファンドの創立者の名前は
ハルトモと言う
彼は逮捕された時に
独身で無一文であった
 
かれは一銭もファンドの金を私的に流用していなかったが
逮捕される前に
離婚して個人的財産を家族に譲渡していた
 
ハルトモは数年を刑務所で送ることになるが
そこで自分の自叙伝を書く
これが爆発的なベストセラーになる
 
出所後は
テレビにも出演したり、講演会で大忙しだ
別れたはずの家族とも
楽しく一緒に住んでいる
 
こういう話を
小説にしたらどうか?
こんなお題ならいくらでも考え付くな
 
これをリアルに描くためには
かなり知識と調査が必要だが
まあなんとかなると思う
 
それとも
本当にやるか?
 
刑務所に数年でもいるのは嫌だな
そこをなんとか考ねばいかんな
 
妄想は続く
 
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