妄想力

2014年03月24日
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日々の雑感ーリタイアライフ
以前勤めていた会社
ある重要顧客の様子がおかしい
なにか今までと違う
 
わたしは
さまざまな情報の断片をつなぎ合わせて
ある仮説を立てた
 
顧客のトップと
そしてライバル企業のトップとが絡んだ
わが社からライバル企業への
大型転注(他社への注文切り替え)計画が進行しているのではないか?
 
わたしはその仮説を
新任の社長に披露した
その社長は東大を出てハーバード大に入学したエリートで
もちろん自分では
わたしより頭がいいと思いこんでいる
 
彼はわたしの仮説を妄想であると
一笑に付した
 
情報が少なすぎると
もっと情報を集めるように指示して
そして何の対策も打たなかった
 
一年後わたしの妄想?が事実であると知る羽目になる
実際に他者に発注されたし
上層部が絡んでいることもわかった
 
だが
そこまで行っても
彼は自分の落ち度とは認めない
 
一年前のハルトモの妄想はたまたま当たったが
それは偶然である
 
あれだけの情報で
そんな大きな陰謀を描くのは荒唐無稽
誰もこのことは
予測できないことであったのだ
そう考える
 
彼は子供のころから良い家庭に育ち
何不自由なく教育を受けて進学
そういう中では
与えられる情報の中から正解見つけ出すには
情報は十分で正しいことが前提にある
逆に言えば
情報が不十分であれば
正解が出ないのは当然で、
それで良いという世界の住人なのである
 
正解というのはあくまでも
正解を用意した人間と答えが一致したにすぎないのだが
その一致した答えを正しいと
教え込まれて育ってきたから
 
不十分な情報からの
飛躍したストーリーは妄想にしかならない
 
そんなのがビジネスの現場で通用するか!
自分で頭がいいと思いこんでいるだけに滑稽である
わたしは顔に正直に思いが出るほうなので
次第に小ばかにするような態度になったが
 
彼から見ると
どう考えても学歴経歴
自分の方が頭がいいことは間違いないと思いこんでいるから
ハルトモの態度は不愉快だったろう
 
わたしの妄想歴は
小学生のころから始まっている
それを与えてくれたのは
真に頼れる大人がいない環境と
ほっぽらかしの時間で得た豊富な読書
であった
頭脳と環境と読書
 これでいろいろ妄想する
 
正解は与えられるものでなく
自分で導き出すもの
先生が正解だと言っても
そこから、それが本当に本当か?
一歩進んで考える子供だった
そして自分なりの正解があってもいいとさえ思って居た
 
もともと頭が良かったのか
ずっといろいろ考えていたから磨かれたか
小学校の集団知能検査では
設問全部時間前に終わってしまうので測り切れない
簡易検査ではIQ160以上とかになる
そのIQで
素直でなく
疑り深くて自分で納得しないと気が済まない
変な子供だった
 
IQの話は誤解されないように書いておくと
わたしのIQは160もない
簡易検査では時間を余らせて喜んでいるような子供だったのである
 
児童相談所で
フェーストゥーフェースで2時間とかかけて専門員の調査を受けると
わりと正確なIQが出る
簡易検査よりは低くでる傾向らしいが
わたしはそれで140いくつかであった
せいぜい100人に一人くらい
でも
IQが高い子供は
たいていよい家庭環境にあるので
ほとんどは素直な子供に育つ
親の保護も手厚く
親を含めて大人の言うことを聞いていて間違いない
あの東大出の社長のIQがいくつか知らないが
東大生の平均は120ぐらいだそうだから
それなりに高かったのだと思える
 
やはり環境の影響は大きい
児童相談所に来る子供のIQは
平均すると普通より2割低い80ぐらいだそうだ
たまに120,130の子供もいるが
彼らが大きく伸びることは難しい
おそらく環境によるものとわたしは思う
低い知能の集団に属して本も読まないし勉強への意欲も低い
 
頭脳も磨かれないと伸びない
それには環境が大切
だが同時に素直と言えば聞こえはいいが
正解探しをする
大人に迎合する子供が作り上げられていく
 
わたしは本があったから良かった
小学生で年間200冊くらい読んでいた
図書室の本総なめの勢いだった
 
先生の言うことを
図書室で調べて
ああ本当だ
先生の言うとおりだ
 
まったく可愛げがないわな
 
そうやって
 
わたしの妄想力は育まれたのだ
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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