資金管理、分散投資、集中投資 とか
2014年03月28日
まず自分の生活設計全般というのがあって
その中で株式投資に振り向け可能な額
というのは決まってくるんだと思うのだけど
たまたま現預金があるというだけでは
投資可能とは言えないでしょうね
なくなって困るようなリスクを負えない金なら
それは投資できない金ですから
株式投資可能とは言えないってことです
どれだけの余裕と覚悟があるかで
また投資額がかわってきます
余裕と覚悟の関係っておわかりになりますかね？
余裕は実際はないのだろうけど
これは自分の納得で胎が据わっている
そういう覚悟があるなら
別に全財産かけたって構わないと思います
これは千載一遇生涯をかけての勝負だ
そう思って有り金全部突っ込んで
それで成功すれば経済的自由！
いいじゃないですかね、人生やってみても
だが武運つたなく
全部なくなってしまった
しかたないじゃないですか
自分で納得してんだから
それでいいんじゃないですかね
別に命まで取られるわけじゃない
またそこから株式投資以外で頑張ればいいのです
覚悟がある人は
それでいいわけです
ただ
そういう胎が据わっている人ってのがどれだけいるかってこと
覚悟が全然ない人だったら
いくら余裕があっても株式投資はしないほうがいいと思いまますね
株式投資ってのは
マネーゲームで金の奪い合いですから
ちょっと損してグラグラするらいなら
やらないほうがいい
いくらお金を持っていても
うまくいかないでしょ
ボロボロと負けて金が減って
気がついたらずいぶん損したってことになりかねない
本人は納得していないから
無意味な負けでしょうね
以上の２つは極端な例で
世の中のたいていの人は
ある程度の余裕とある程度の覚悟とで
その２つを天秤にかけて
判断していくってことになるわけで
そうなるとこれと言った決まった答えがないので
難しくなる
どれが正解かなんて言えない
人それぞれ
まあきちんと覚悟して
自分がとったリスク分は
どんな結果になろうと受け入れる覚悟は
あったほうがいいと
わたしは思いますね
それが首尾一貫ってことです
この覚悟はある人間てのは
それだけ胎が据わっていますが
わたしなんかは見たらわかるけど
まずサラリーマンを長くやっているような人
あと自営業でも細々と続けているような人
にはまずいませんね
そういう人は
サラリーマンでも自営でもおとなしくやってられない
だから、逆に言うと
サラリーマンを長くやって定年まで勤め上げるような人は
まず株式投資には向かない可能性が高い
そう思いますね
特にサラリーマンは別の意味でも向かない
サラリーマンてのは他人の考えを受け入れて
それを自分のものとするかまたは中和する能力が必要で
それはそれで組織人として立派なことなんだけど
株式投資に必要とされる性向の真逆のものなんです
ということで
サラリーマンが引退して退職金で株式投資ってのは
これはかなり危ない
さて
少し具体的に仮にの話をしてみますとね
まあ仮に１０００万円の余裕資金があったとする
これは自分で投資に振り向けていいと
そう思っているとする
そうしたら
どうだろう？
せいぜい２００万円くらいかな？
ポジション持てるのは
それくらいがいいんじゃないか
とわたしは思います
（わたしがそうすると言ってるんじゃないですけど）
それくらいなら
心穏やかにいられる人が多いんじゃないかな？
という世間相場です
そこでその２００万円を
どう振り分けるか？てことですとね
わたしは
別に集中投資でもいいんじゃないか
って思いますね
それだけの確信度があればの話ですけど
仮に
両方ともすごい確信があって
甲乙つけがたいと
もしそう思うなら半々で振り分けたらいいけど
そういいことって
あんまりないでしょう
むしろ
どっちも不安だと思うようなこと多いでしょう
であれば２００万円が多すぎますね
そういう時はせいぜい５０万円くらいじゃないですか
行けるのは
２００万円てのはそうとう自信があるときで
その程度です
ということで
１０００万円持っていても
普通の人だとそんな勝負できない
大きく勝負しようとすると
それだけの覚悟とかもないので破綻しやすい
そこでですね
せいぜい１００万円
こんばっかだったらわざわざ株式投資なんてやらんでも
いいんじゃないか？
そうも思える
わたしは９年も
株式投資はやらんほうがいいと言い続けている
その理由です
何重にもそういう理由がある
ということで覚悟が重要ということで
でもって
そこから
初めて各論じゃないでですかね
覚悟があっても技量がなきゃ知恵がなきゃ
やはり負けますわね
負けてもいいという覚悟はあるんだから
勝手にすればいいんだけど
でもやる以上は勝ちたいでしょうね
そこから腕を磨くという話になるように思うけど
そこで
技量とか知恵があればあるほど
これはスパイラルで覚悟も上がっていきますね
大きな勝負に耐えられるようになる
でもこれは
いいことってわけじゃない
両刃ですね
強い勝負師が手痛い敗北を喫する理由がこれです
これは
阿佐田哲也もたしか似たようなことを書いていたはずだ
この覚悟というか
勝負師根性というか
これがないで
投資の技術の話をいくらしても
これは
学生さんの議論ぽくなるのは仕方ないし
まあ時間の無駄じゃないかな
戦場に出向けば
また全然違うことを考えるようになるもんだから
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