初心者へのアドバイス「会社四季報の読み方」

2023年09月16日
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株式投資
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学生時代にアルバイトニュースという雑誌でアルバイトを探すこともあって、まず手に取ってその厚さに胸が躍ったものです。これだけ分厚いのだからきっと自分にぴったりのおいしいバイトが見つかるに違いないって期待感で胸が膨らむのです。ところが実際に読み出すと実は応募しようと思うようなものはほとんどない。自分なりに、職種とか勤務場所とか労働時間とか実は条件が実はあってそれに合致するものはそんなにないのです。それで読み終えてがっかりって経験何度もあります。週間賃貸住宅ニュースとかもあってこれも似たような経験があります。まず分厚さに期待感が膨らむけど、やはり自分が住むところですから、箇条書きに自分でしていなくても、やはり条件というのはあるのです。自分の視点で見ていくとほとんど残らない。そういうもんなんです。さて分厚い会社四季報、「なにかいい投資先はないかな。こんな分厚いのだから自分が今まで気づかなかった夢の投資先がみつかるはずだ。」と明確な絞り込み条件もなしにそんな気分で読むのなら、わたしは止めておきなさいとアドバイスしたいです。そういう人がどうしても読みたいなら、自分なり自分の子どもの就職先を探すつもりで読むとよいと思います。そうなると条件てのもがでてくるでしょう。簡単には見つからない。

まあ自分の子どもを就職させたいなって思えるくらいの会社の株を買えって意味でもあります。自分の子どもでないなら親友の子どもでもいいです。親友から相談を受けた。その子のことも知っている。その子におすすめの就職先を探す気で読んだらいかがでしょうか? あるいはこの会社どう思う?と聞かれた場合の返事とか。そうなると悪いところも気になってくるでしょう? 不安や心配も出てくるでしょう。それがまともな読み方なのです。できれば四季報を読む前に「業界地図」を読んでみてはいかがでしょうか? わたしは投資先を絞り込む時にまず業界を絞り込んだほうが良いと思っています。就職先だってまず業界からでしょ? そんなにたくさんの業界に投資する必要はないしたくさんの業界や企業の研究をすることは能力的にも体力的にも難しいと思っています。自分が理解できる会社に投資しろとはよく言われることですが、その理解をするためには勉強研究しないといけません。自分の能力も考えないといけません。知見もなくなんの努力もしないで四季報ペラペラめくって儲けようってのは甘いです。私自身は四季報そのものは買わないですが、電子版でウォッチ企業の変化点を確認するために四季報的なものは見ています。別に四季報でなくてもいいのです。自分が知らない夢の企業を探そうなんてそんなこと考えたこともないです。
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