仕事がおもしろくないサラリーマン投資家は可哀想だなと思います
2020年10月07日

得意なクラブがドライバーとサンドウェッジ
バンカーショット大好きです
バンカーショットをたまに人に教えるけど素振りでいくら振れてもボールを前にすると手首が返ってしまう人がとても多い。インパクトのあとにフェース面が自分の方を向かないといけない。バンカーが下手な人はフェースが返って自分の体より左を向く。包丁を横から入れるイメージと言ってもいい。それがバンスから砂に入れるという意味。これがわたしのバンカーのイメージです。パンと乾いた音がしてボールがフワッと上がると快感です。
わたしも長いことサラリーマンをしてきましたけど、とても楽しい想い出深いサラリーマンライフでした。痛快と言ってもいい。勝手気ままにやって上司を上司とも思わず不遜な態度で暴走につぐ暴走。それでも結果が出まくってずいぶんと出世しました。外資系というのは日本みたいにところてんで昇進しない。一度権力を持つポジションにつけば実績が出ている限りは例えば10年以上権勢を振るえるから、うまく行っている限りは抜群におもしろい。自分の思い通りに会社を動かせる。それがプレッシャーだと思う人は多いけど、わたしはプレッシャーだと感じなかった。いつでも止めてやると思っていて、勇猛果敢、泰然自若、まあ風林火山みたいな仕事ぶりでした。ゼロから年商200億円まで作りました。200億円の売上で会計上の経常利益で50億円くらいあった。これが力の源泉です。経費だってまったく制限なしに使ってました。
サラリーマン投資家というブロガーさんはたくさんいます。でも仕事で景気が良くて楽しくて仕方ないってサラリーマン投資家はあまり目にしません。たいてい地味に面白くないけど仕方なく続けている。それで株で儲けるならまだしもろくに儲からない人のほうがずっと多い。仮に儲かっても、わたしはつまらないだろうなと思います。だって仕事に費やす時間と体力はやはり株式投資の比ではないわけで、それがおもしろくないってのは、それは毎日毎日がおもしろくないってことです。おもしろくない時間を長く持つのはさぞかし苦痛でしょう。株で儲けるのもちろん悪くないですけど、それ以上に仕事をおもしろくやれる環境を自分で作る工夫をするべきじゃないかとわたしは思います。わたしみたいに、仕事で笑いが止まらない、投資でも笑いが止まらない、幸せな家庭と楽しい友人がいて笑みがこぼれんばかり。人生まん丸って、こういう状態をぜひ目指すほうが、仕事の鬱憤を株で晴らすなんて思考よりずっと楽しいかと思います。あくまでもできればなんですけどね。
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