(1分でわかる三国志)三国志95話を見終わり、歴史と株式投資について考える

2020年10月17日
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株式投資
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アマゾンプライム で三国志を見終わった。全95話。1話が46分ほどあるけど。始まりと終わりに歌があって5分も歌っている。実質40分として95回で3800分も見たわけだ。三国志について知ってはいるけど、長い話だから忙しくて見てられないという労働人のために、要約の名手であるわたしが3800分を1分にまとめて進ぜると。
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出典ー世界の歴史マップ

だいたい紀元200年頃の話である。あの「項羽と劉邦」の劉邦が起こした「漢」王朝400年の終末期、国が乱れて魏、呉、蜀(ぎ、ご、しょく)の3国ができる。3国は微妙な力関係で(国力は魏>呉=蜀の順)、騙し騙され、昨日の味方は今日には敵、さんざん戦争もして勝ったり負けたりの繰り返しで英雄豪傑が大暴れもするが結局メインキャストはほとんど死ぬという物語である。戦いで数万数十万とやたら人だけ死んで、統一もなにもない。漢は滅亡して三国のまま終わる。日本で知られる登場人物は、魏の建国者の曹操(そうそう)、蜀の建国者の劉備(りゅうび)、劉備の家来たちの軍師諸葛孔明(しょかつこうめい)、豪傑将軍の関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)。最後に孔明のライバルである魏の軍師、司馬懿(しばい)が生き残って次の司馬一族の時代へと繋がっていく。名前を出した人物で戦いで死んだのは関羽だけ。張飛は暗殺、あとはみんな病死。さらに豆知識で、大将軍として、関羽と張飛が一緒にかかっても負けないやたら強い,三国になる前の呂布(りょふ)とか、孔明を宿敵と憎む一方曹操の80万の大軍を打ち破った呉の周瑜(しゅうゆ)とか、劉備の家来で関羽張飛に並ぶ強さの蜀の趙雲(ちょううん)なんてのもいた。
これだけ知っていたら会社ではもう三国志は通じゃないかしら?偉そうに講釈を垂れればサラリーマンとしての評価も上がるかもよ。経営者は歴史好きが多い。ハルトモ君は親切だから、ウンチク語れるようにふりがなまで入れときました。一応次はやはり歴史ドラマ「ローマ」を見る予定なんでまた要約を報告してしんぜよう。

歴史に興味のある人は株式投資に向いているかもしれないって以前から思っています。大勢を読み解く歴史認識の一方で、人間の心の動きというディテールに興味がある人ということです。株式投資でも、長れを読むマクロの視点と同時に人の心の動きを気にするミクロの視点の両立は大切なことです。人の心の動きに頓着ない人は株で大敗するってことが多くて、けっこうエリートとかお偉いさんとかでも負ける。別に気遣いができるとか、優しいとかいう意味じゃないです。那須にいて、知られた蕎麦屋なんかに行くと、出張で来たのか勤め人らしい人が来店することがある。それを離れたところから見るわけですけど、はっきりと浮いている。場を乱す。でもそのサラリーマンの間では気遣いが充満しているんです。そこには一歩引いて自分さえも客観視する視野の広さがない。株で勝つには勤め人根性ではあかんと思います。会社の自分を会社の外から見るくらいの気持ちが欲しい。そうすると会社での振る舞いも少し変わってきたりやしませんかね?それがそのまま株式投資の視点かもという気がします。
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