正しい?ナンピンの考え方とは
2022年11月30日

@三千院の庭の奥で見つけた地蔵さん
こんなのが六つ並んでいました
キャッシュポジションはどれくらいが最適かとかナンピンはどれだけ下がったらどれだけ買い増すべきとか、そういう議論を見聞きすることは多いのですが、何%下がったらどれだけ買いますとか固定した話を聞くと、わかってないなあと思います。なぜならナンピンならエントリーポイント、銘柄、資金量、分割方法、さらには投資のおける基本姿勢で変化するすべきもので同じ人間でも状況によって変わって行くのが当たり前なのです。勝ち組にとってはナンピン(買い下がり)の目的は利益を最大化することです。含み損を救済するのはナンピンの目的じゃないです。利益を最大化するためには大きく利の乗った玉をどれだけ多く仕込めるかですからそこを考えないといけない。一発買って終わりじゃろくに儲からない。かと言って買い下がって下落についていけず資金がつきたら一番美味しいところが拾えない。状況しだいで変えなきゃいけない。
言いたいことは正しさは固定されずに変化していくものだということです。キャッシュポジションも同じです。0%から100%まで状況に応じて可変されるべきものなんです。もしもナンピンは何%下がったらどれだけ買うとか固定化された話をする人がいたら、その人はそれで自分がうまくいったので正しいと思っているのかもしれませんが、状況が変われば人が変われば答えは変わって当然ということです。投資は中途半端な実績で人にアドバイスしたり教えたがる人も多いですが、自分がうまくいったからと言って人様にあてはまると思わないほうが良いと思います。それとうまくいったという定義も人それぞれです。自分ではうまくやってると思っていてもそう見ない人もいるってことです。だから自分の真似をしろなんて滅多なことでは言えないのです。
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