レベルによって言葉の意味も投資スタイルも変わってくる
2020年10月17日

だいたい月に一回うなぎですね。
もっと食べてもいいくらい。うなぎ大好き。
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テクニカルのトレードとか優待狙いではなく、あくまでも会社を見てキャピタルゲイン狙いでの個別株投資の場合だけど、例えば分散という言葉がある。レベルが低い投資家は、業種をわけるのがまあおすすめとなる。なぜならどの業界のこともまともにわかっていないのだから、得意な業種と絞れない。ならわけるほうが安全だ。当てずっぽうなら的は広い方が良い。電気、商社、金融、機械、とか。つまりまったく関係ない会社を買うということ。そうすればどこかが上がって、どこかが下がって、あとはプラマイどうだろう?となる。つまりいくつか損するのが前提。そういう考えだとろくに儲かりはしないけど多少安全にはなる。(その程度ならやらないのが一番安全なんだけど)
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レベルが上がってくると業界動向とか競合とか、手の内に入った専門の業種を1つ2つ持つようになる。その業界の中で、大化けする次の勝者はどの会社だ?となるけど、流石にみんな必死に戦っているからどの会社が大きく勝つかなんて予測はかなり難しい。やってる人間だってわからないのだ。だからひとつの業界で有望と思える会社をいくつか選んで買うという手はある。その場合はどこかで大儲けして、他の会社は少しだけ儲けて終わる。分散と言っても絞りに絞っての複数だから、全部勝つのが前提。分散したから損する会社もあるのは当然なんて考えはない。(それでも損することがある)これを強欲という人はわかってないのです。これは盤石というのです。
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同じことをレベルの低い投資家がやったら危険極まりない。わかってもいない業界のわかってもいない会社を並べて買うということだから。つまりレベルによって、やっていいこととやっちゃいけないことは違うのである。だから分散投資はどうすべきですか?なんて言ってもレベルによって正解は異なるということです。レベルが低い投資家はこのレベルの差に鈍感です。自分よりレベルの高い投資家の存在がわからないのでしょう。レベルが高い投資家が安易に手法の講釈をしないのは、不特定多数が読むネットでは聴く相手によって全然意味が違ってくるからです。逆に安易に講釈する人はかなり怪しいということか思います。
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