最近はかみさんと二人だとだいたいホテルで食事をとる
ボトルも入っているのでそんな高くないし
やはり味は近隣のレストランと比べて格上である
普通のサラリーマンで税務署からのお尋ねとかが来ることはそんなないはずだ。来るとしたら相続か不動産売買である。どちらも大きなお金が動く機会だから税務署としては調べたくなる。相続は資産隠しが疑われる。資産隠しというぎょっとするけど、税務署ではリストを持っていて親に財産がありそうな場合に相続税が少ないと調べたくなる。もっとあるんじゃないの?て思うわけだ。
不動産取引でお尋ねが来るケースは不動産を現金で買っている場合である。それだけのお金をどうやって工面したか?税務署としては興味を持つ。ローンで買っている場合は登記に抵当権が設定されるので税務署でわかる。借りているなら不自然でないので尋ねられることはそんなないはずだ。抵当権を外した場合も税務署でわかる。一気に繰り上げ返済でもするとそのお金どうしましたか? となったりする。申告していない所得があるのではないかと疑うわけだ。
わたしはお尋ねとお尋ねというほど大げさなものではないけど調査依頼など、数度税務署から連絡を受けている。ところが不動産を何度も現金で買っているのに不動産売買の件でお尋ねが来たことは一度もない。何度か来たのは、海外の資産とか海外送金にかかわるケース、それと単純にあなたの資産明細を出しなさいというリクエスト、絵画とか宝石とかゴルフ会員権とかとても細かく聞いてくる。絵画持っていたら申告してくださいというんじゃなくて、アンケートで絵画持っている持っていないにチェックを入れるから嘘がつきにくい。どういう基準で聞いてくるかはたぶん金融資産のサイズと所得のサイズだと思う。税務署からお金持ちまたは高額所得者とお墨付きをいただいたというわけだ。
さて、税務署はわたしに興味は持っているはずなのに、わたしが不動産を何度も現金で買っても、何も聞いてこない。考えられる理由は、わたしがどれだけお金を持っているか税務署は知っているのである。そう思うしかない。どうやって知ったか?どれだけ正確に知っているか?それがこっちにはわからない。たぶん証券口座は完全に捕捉されている。株の取引は証券会社が報告を入れる。だが銀行は?普通はわからないような気がするが調べる気になれば調べられるはずだ。わたしは一度は調べられているのかもしれない。なにせこっちには税務署は何も言わないし、わたしが顧客である銀行とか証券会社は私が知らないところで税務署の調査に応じていると思われる。
不動産取引でお尋ねが来たなどというとびっくりする人もいるだろうけど、別に悪いことをしていないならちゃんと説明すればそのときは終わるだろう。税務署が何か意外だなと思えばリストに乗ることになるのかもしれないが普通はそれで終わる。逆に税務署からお尋ねがあっても不思議でないのにお尋ねがこないとしたら、もうリストに上がっている可能性が高いとわたしは思う。これには時効と言うものはない、死ぬまでずっと残る。なぜならその人間が亡くなったときの相続税の参考資料になるはずだからだ。税務署からお尋ねがこないからと安心していいわけではなさそうだという話である。
ちなみ株式投資で何億も儲けたとかいう講師がたくさんネットなどで出ているが、なんなら税務署の話をしてみると面白いかもしれない。たくさんお稼ぎのようですが、今まで税務署から何か聞かれたことなんかありませんか? もしもそう聞かれてわたしはクリーンにしっかり申告してますから税務署から連絡がきたことなんか一度もありませんよ、などと言う人は変だ。それだけ稼げば必ず税務署から調査依頼は入るのである。読者などいくらでも騙せるが税務署は騙せない。
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