レディースクラブに詳しくなった

この二週間でレディースゴルフクラブに物凄く詳しくなった。日本で流通している中古クラブにもかなり目を通した。もちろんスペックも相当調べた。謳い文句はどこも同じ、レディースが簡単に飛ばせる優しいクラブ。だが中身はだいぶ違う。

結果言えることは、レディースのクラブ設定はメーカーの考えが色濃く反映されていて、クラブの性格はメーカー毎、あるいは同じメーカーでもシリーズ毎かなり異なり、組み合わせて使うのは止めた方が良いと言うことである。そもそもレディースの方が男性よりクラブの影響を受ける度合いは大きいんじゃないかなって思う。

たとえばゼクシオ、ゼクシオは7以前と8以降でクラブの重量設定がだいぶ異なる。7以前と8以降は組み合わない方が良いと思う。逆に8以降であればドライバーだけ10にしてFWは8でも9でも問題ないと思う。

これがメーカが異なるとほとんど合う組み合わせがない。ゼクシオ8のドライバーを使っていたキャロウェイのFWなど組み合わせられない。重さとバランスが全然合わないのである。

クラブの重量とバランスはシャフトとかの関係もあり一概にこうでなきゃいけないと言うものではない、と言う人もいる。自分で振りやすければ良いのだと。だが逆に合っているのが問題だということは絶対無い。合わせておけば良いと私思う。

だいたい自分で振りやすいというのが怪しい。ハンデ5以下ぐらいでないと自分で振って判断できるとはわたしには思えない。その時の体調とか調子もあるし、合っていないクラブというのは最初良くても使って行くうちにおかしくなったり、あるいは練習場で何度も打ってアジャストできたけどコースではミスが出るとか、そういう話なのである。

わたしの例を話すとテーラーメード のFWを買ってみた。シャフトはドライバーと同じ60グラム台、練習場ではよく当たる。ところがコースに持っていく、ドライバーを打った二打目に使うとなんと空振りするのである。わたしくらいが空振りするなんて有り得ないと思うけど、それが現実。わたしに合うFWは
70グラム台のシャフトが入ったもの。10グラムの差で空振りとナイスショットとなる。

さていろいろ検討した結果思うのは、日本の40代から50代の平均的なおばさんゴルファーはゼクシオを買っておけば間違いないと言うこと。アスリートでない限りLシャフトで良い。アイアンで言うと7番が340グラムくらい、5番で325グラムとか、 ドライバーは255グラムくらい、FWは270グラムとか275グラム、バランスはだいたいB8からC1くいまでで揃える。ゼクシオ以外を買ったら殆どのクラブは重すぎると思う。宣伝文句に騙されないようにしないといけない。

面白いことにこのゼクシオを同じスペックのクラブが他ではほとんど出ていない。多分圧倒的にゼクシオが売れているので、他メーカーでは同じスペックにするとコスト高になるんじゃないだろうか？

ということでドライバーとからFWアイアンまで全部ゼクシオで良いのだけど、ゼクシオは高いのでそこでドライバーをゼクシオとしてもFWやUTはコストを抑えたいと言うなら、私が調べた範囲ではヨネックスのFIORE2014年モデルがゼクシオにぴったりと合う。中古で玉は少ないけどゼクシオの半額以下で綺麗なものが買える。ドライバーはゼクシオにしておいた方が良いと思う。ヘッドが飛ばすヘッドだから。

もし60代になって、あるいは非力でゼクシオでも振り切れないと言うなら、キャロウェイのビッグバーサ ベータというクラブがあって、これはドライバーが245グラム、ゼクシオより更に10グラム軽い。FWも260グラムとか。ただその時にアイアンはどうすればいいのかはまだ検討していない。カミさんはまだ先のことだから。

カミさんはクラブのことなんか全く解らない。ただ渡されたクラブを打つだけで、それで合っているかなんてわからない。ただクラブの影響は受けてそれなりに球筋は変わる。ミスの出方も変わる。わたしがよく検討して一番良いと思えるものを今揃えている。1セットはゼクシオで2セット目はキャロウェイ改とヨネックスなどを組み合わせるとか、これからラウンドの様子を見ながら調整していくがだいたい方向は定まって来ていると思う。ゴルフは腕前が大切なんだけどクラブで5打くらいは違ってくるんじゃないかしら。