大企業への投資と中小企業への投資

2022年01月22日
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株式投資
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コロナ禍になって友人の来訪が減った那須ですが
近々友人が遊びにくるとの連絡がありました
一緒にスキーをします

わたしはそこそこの規模のある会社への投資を得意としています。従業員で言うと1000人以上から。理由は大企業の行動論理というものを経験として理解しているからです。一方で中小企業への投資は控えています。別に苦手とは思いませんけど大企業に比べるとわからない部分が多い。事実オーナー主導の中小企業はトリッキーな動きをする傾向があると思います。それとリスクリターンのバランスで中小企業の方がリスクが大きくなる。破綻の可能性はそれは図体と関係があります。ただ大きく化けるという意味では中小企業の方が可能性が高いと思います。ただそこで言えるのは大きく化ける可能性があるかもと思っても一点集中で大勝負ってしづらいと思うということです。一方で大企業でかつ歴史もあればここは勝負と思いきわめて打ってでる決断はしやすい。最悪でも潰れない。いくら大きく化けると言ったところで元手が小さければ儲けもしれているわけです。そういうことで大勝負しやすいのは大企業だと思ってます。いくつもテンバガー達成しても大して資金が増えてないとしたらまさに小銭だからでしょう。

むかし結構な人気の株ブロガーからアドバイスを受けたことがあります。その方は金融機関勤務だったんですけど、わたしのような企業調査分析では成功しないって言うのです。なぜなら自分は大企業に長年勤めてきたけど自分の会社のことでさえよくわからない。ましてやよその会社のことなんかわかるわけがないって言うのです。これは同意する人が多かったです。もちろんわたしは同意しません。結局大企業の社員と言っても雇われ人の視点から見ていたら自分の会社のことさえ見えないということです。会社で経営的視点から組織を俯瞰している人物が非常に少ないということです。でも経営者なら自社のビジネスの行方を慮るのは当たり前のことで、優秀な経営者なら転職してもそこでまた経営手腕を振るうわけです。株式会社というものの本質にたちかえれば経営者の視点で企業を見る、つまりビジネスを見るのは株式投資の基本でないはずがないと思います。



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