ホテル カリフォルニア

2014年12月10日
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児童養護施設のこと
最近は気が向くとitunesでアルバムを購入するようにしている。音楽は無料でダウンロードする方法はいくらもあるようだし、もちろんレンタルショップでCDを借りてきてもいいのだが、その後の取り扱いのことを考えるとtiunesで買うのが一番良いと思うようになった。要は値段だけの話である。それを何とも思わないならitunesがベストである。古いアルバムをふと思い出す。それですぐに購入する。

音質の話をするならわたしは256以上はわからない。128はわたしのオーディオで再生するとなんとなくわかる。64だと明らかに情報量が足りないとわかる。でもこれもそこそこのオーディアでの話である。例えばわたしの車のカーオーディオくらいの安い再生装置ならなんでもそんなかわらない。itunesで買ってもアップルテレビで再生するものはなんだか音が良いように感じるが、よくはわからない。

今朝は急にアルバムーホテルカリフォルニアが聴きたくなった。理由はない。名盤中の名盤。アルバムの最後の曲、THE LAST RESORTまで聴いてきたら、なんだか朝から涙が出てきた。わたしの青春時代とともにあった名曲の数々、なにかを思い出すというわけではないが、なにかを思い出しているという感覚はある。

昨日、施設の会議に出た。皆が言う、全職員統一された同じ態度で子供達に接していくマニュアルを決めましょう。これはわたし以外の職員のほぼ総意である。無駄であるが一応わたしの意見も言った。

子供一人一人皆違う。入所に至った理由も様々、その個性に対応して、個性を伸ばすことを考えるべきだ。統一されたマニュアルは子供を押さえ付けるばかりだ。

そう言ったら若い女性の議長がまるで子供をあやすように言う
「うーん、ハルトモさんの言うことって、とってもとっても素晴らしいことだとわたしも思います。でもー、施設ということを考えると、難しいことだと思うんですね。」

ハルトモ「難しい? 真剣に取り組んだこともないのに、難しいなんてなんでわかるの? いいと思うならやってみたらいいじゃない。子供の言うことに耳を傾けてどうしたら希望を叶えることができるか、一緒に考えればいいんじゃないの?」

一変に座が凍りつく。

わたしの横に座っていた、男性職員、27-8歳か、その男はあからさまに、このおっさん何を言っているんだ、という顔をする。わたしの言うことが荒唐無稽で非現実的だと思っているのだろう。

ということで、わたしの意見はまったく取り入れられずに議事は進行した。彼ら彼女からみたら、ハルトモはただの変なおっさんなのである。

さて変なおっさん、今日は渋谷に出る。飲み会の予定が入るかもしれない。古い友人であるが、よく考えるとわたしのことを変なおっさんんだとたぶん思っている。ハルトモは変なおっさんというのはある意味、わたしと取り巻く小社会の社会的コンセンサスかもしれない。しかしどう変であるかというのは見る人で様々ではないかな。






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