幼児にタブレット端末を

2012年10月15日
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日々の雑感ーリタイアライフ
子育て用の絵本やオモチャはどこの家にも(子供がいるなら)あるだろうけど、タブレット端末のアプリには無数の幼児向けの絵本やパズル、ゲームが存在する。知能ゲーム操作をみたいな良質なものも数多い。絵本なんて、自分で編集できたりするものもある。

これを子供にやらせると、もう興奮状態で夢中になる。それで何度かやっているうちに、恐ろしいことに、字もまともに読めんくせに、普通にゲーム操作を行えるようになる。

大人の数倍の勢いで覚えるのだ。幼稚園児は極端にしても、いまや小学生ならインターネットアクセス、パソコン操作などお手の物となる。

これが将来のパソコンスキルのベースとなる。ワード、エクセルなんてすぐに使えるようになる。

その一方で、パソコンやタブレット端末にほとんど触れることなく成長する子供達もたくさんいる。

家にパソコンがない子供達だ。親がパソコンに馴染みがないからである。そういう子供はパソコンせずにゲーム機ばかりやることになる。

家にパソコンがある家庭とない家庭の差はどこからくるか、統計的に見れば、親の収入、学歴、職業、傾向は当然現れるはずで、それは、将来の子供の収入の格差となって現れるのであろう。

韓国では4ー5年後に教科書がタブレット端末になると報道されている。たぶん本当でサムソンのギャラクシーかなんかだろうが、これは凄いことだ。おまけに無線LANで更新や双方向のやりとりなど、幅広い使いこなしが行われるそうだ。

こういうダイナミックな動きが日本の行政にできれば素晴らしいが、おそらく日本の教育現場は反対するだろうと思う。

ネットアクセスやその他もろもろ、管理が難しいとか、教師の教育がまず行き届かなくて、結果として、教育に不平等が出現するとか、いろいろ理屈を並べ立てるに違いない。最初はおとなしくしていて、話が本格化すればするほど、事細かな反論が出てくるだろう。
日本は既得権益者がとことん強い国だ。
それで、最後はどこかで入れざるを得ないが、それを遅らせて、骨抜きにして、
そういう果てしない抵抗が行われるんだろうな、きっと。
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Comments 2

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CF-Bio  

No title

なるほど、参考になりました。

2012/10/15 (Mon) 10:03

ハルトモ  

No title

そう言っていただいて恐縮です。

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