特別支援学級

2014年07月17日
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児童養護施設のこと

 
あっしが今働いている職場じゃね
書類は洗濯ばさみで留めるの
どや
すごいやろ
 
かつては
世界をまたに掛けた
グローバルビジネスマン ハルトモの末路だね
 
伝票もこんな感じ
 

 
 
施設で子供の勉強を教えていると
子供がこういうことを言う
 
教わっていないことはできなくてもいいんだ
教わっていない問題が解けるわけがない
 
どうやら
学校の先生がそう言うらしい
 
これでは
教わったこと以上のことはできない人間になる
 
何を使ってもいいから自分で調べる
そして自分で考えて自分で答えを出す
おそらく教えている教師が
そういう習慣がないのかもしれない
 
さてそう考えると
 
洗濯ばさみで書類を留めるのは
なかなかいい乗りではないか?
 
そんな気もしてきた
 
それにしても
子供に勉強を教えるのは難しい
 
前も書いたが
児童養護施設の子供のIQのアベレージは
80という統計らしい
だから60とか70はごろごろいる
 
そういう子供でも小学校4年くらいまでは
差がつかないが
小学校5年、6年になると
いろんな応用問題でついていけなくなる
例えば
単純に掛け算はできても
掛け算の応用で体積を求めることはできない
という具合だ
こういう子は
正直教えるのは難しい
 
そこで特別支援学級というクラスに入る
私の子供の時は特殊学級と言っていたが
いまはそういう名称だ
 
特別支援学級とはどういう学級かと言うと
さきほどの数学にしても
普通ではついていけない子供を時間をかけてじっくりと
教えていく、と思われる人が多いかもしれないが
実は違う
 
もう普通の中学校の教科書はほとんど使わない
それより礼儀作法とか
なにかを根気よく続けるとか
あと共同作業に慣れるとか
である
たぶん一生
体積の計算はできるようにはならないである
 
このような子も丁寧に丁寧に手をかけないと
かえって傷つきやすかったりもする
 
なかなか大変よ
 
 
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Comments 2

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No title

こんばんは。洗濯ばさみは日本の発明品でしょうか。新聞社や出版業界では原稿やゲラ刷りを整理するのに便利なので結構標準的に使われているようですよ。

2014/07/18 (Fri) 19:37

ハルトモ  

No title

そうなんですか? わたしは専用のクリップみたいのしか会社では見ませんでした。

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