精神科医

2015年08月16日
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日々の雑感ーリタイアライフ
今日は休日のはずだったが精神科医のところに行ってきた。子供のかわりに通院して処方箋を受け取るためである。この精神科医はかなりおもしろい。上から目線を隠さない。一方それに対してわたしが平然としているのでたぶん不愉快にその精神科医も感じていてそれも隠さない。だからあまりスムースなコミュニケーションにならない。今日は子供の進学先の偏差値の話しになって、偏差値とはどういうものかその精神科医がわたしに講義を始めた。グラフまで描いて。言いたいことは偏差値の中央付近は人が多くて上に行くにしたがって人は二次曲線的に減るのですよ、ということでその程度のことをご親切にわたしに教えようとしているのである。偏差値、わかっていますか?という口振りである。まあ自分のほうが賢いとなんらかに理由で思い込んでいるのだろう。喧嘩するのも面倒である。子供が絡めば言い合いにもなりようがあるが別に何を言われてもなにも起きない。適当に頷いておいた。

たぶん精神科医はわたしの態度に不愉快だがまあそれはわたしにとってまったく重要なことではない。むしろこの仕事をずっと続けようと思うなら、彼のほうが重要ではないだろうか?医者というのは評判が怖いからね。

精神科医まで片道6キロほどだが、自転車で行くことにした。どうせまともな給金は出ないのである。往復も自分の時間としてフィットネスをしたほうが効率的だ。

仕事で施設の車に乗ることが多い。そうすると車は小型車とか軽自動車である。それでそれでいいのだが、乗るといつもと違うということが起きる。たとえば進路変更しても気持ちよく入れてもらえない。なんか世間の風当たりが急に冷たくなったような気がする。結局車とか職業で人は相手を値踏みして態度を変えるのである。さる精神科医だって、相手が高い社会的立場の人間なら態度を変えるだろう。たぶん。

ただわたしは自分のステータスを誇って相手にそれなりの態度を要求するような趣味はない。とりたい態度をとらせておけば良いのだ。

何にせよ、施設で働いたおかげでいろんな体験ができてこれはまことに楽しい。わたしの同級生でいるだろうか? 他人である子供から死ねと毎日罵られている人間が? だがその子供だって相手が変われば態度を変える。園長には下手すれば媚びを売るのである。まことは世の中はおもしろく、そして馬鹿げている。
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