善良で親切な人が良き結果をもたらしてくれるわけではない
2022年09月20日

那須は少し紅葉が色づき始めました
わたしも社会人としていろんな人を見てきました。その経験で言えるのは「良心の人」というのがけっこう厄介だということです。ここで児童養護施設の話は何度も書いていますけど、児童養護施設の園長とか職員の中に多くの「自分では子供のことを本気で心配しているつもり」という人たちがいます。でも子どもの立場に立ってもそして施設にいた経験があるわたしからしてもそれは違うでしょということをする。心配していると言いながら施設なんだから仕方ないという言い訳も平気で出る。決して悪意じゃないのです。その人なりには本気なんです。施設の子どもに幸せになって欲しいと思っている。だからややこしい。お題目は「すべては子どもたちのために」皆同じになってしまうのです。結局一生治りません。
会社でもいました。わたしは会社のためを思って行動しているとか、チーム全体のためにと、いうセリフをことあるごとに連発する社員。ところがやっていることは決してチーム全体のためじゃないってことが多い。チームはどうなっても良いとも思っていないけど自分を守る当然の行為の結果としてチームは後回しになってしまう。本人はそれは仕方ないと思うのです。自分はできるだけのことはしたと自分を肯定しますのでその後の態度も変わることはありません。わたしの親しい知り合いでも同窓生でも証券マン銀行員はいます。わたしは彼らに聞いたことがあるんです。証券会社だって銀行だって会社に変わりはないのだから、やはり自分が一番大切なのは当たり前として、いつでも顧客第一なんて綺麗事言っている人間っていなかったか?って。やっぱりいるっていうんです。どこでも同じです。
さて株をやっているといろんなアドバイスを受けることもあるでしょう。有料無料に関わらず教えてくれる人もいるでしょう。中には下心あって親切に振る舞う人もいますけど、下心もなしに本当に親切心でアドバイスしてくれる人もいると思います。不親切で教えてくれない人よりも頼りたくなるかもしれません。それは好きにすればいいんでしょう。やっていけば結果は出ることですから。株の上級者とか株の先生とかは自分が正しいと信じていることを教えてくれます。それが適切なアドバイスかかそうでないか?それで数年とかやっていけばそれなりに結果は出るでしょうから、それが適切だったかどうかの答えだということです。ブログを書いている人はどんな結果になっても最後まで書いて欲しいとは思います。結末までいかないで消えちゃう人があまりにも多いのです。
- 関連記事
-
-
会社のスキャンダルは予見できるのか? 2022/01/16
-
レディは投資スクールがお好き? 2022/10/28
-
自殺破産夜逃げ 2017/08/09
-
初スキー&個別株の配当を久々にいただく 2020/12/19
-
株式投資への課税 2017/03/12
-