金を選ぶ
2014年08月28日
高校生2年生の男の子
この子はiPodを持っているがLINEとかのSNSはあまり興味がない
わたしのWIFIの傘下に未だ入っていないのだ
ハルトモ君得意の手で喜ばす技が通用しない
それでどうしてやろうかと考えていたのだが
彼はiPodで音楽を聞くのが大好きである。
彼は部屋にスピーカが置いてあり
この前部屋を覗くと、それにiPodを有線で繋いでいる
音楽を聴いている間はiPodは触れない
それで彼に聞いてみた
音楽を聴きながらiPodを操作したくないかい?
したいけどできるわけない
子供が返事をする
それでハルトモ君の態度は決まった
家に帰り自宅のオーディオセットにつないであるBluetoothのレシーバー
これを引っこ抜いて施設に持ってきた
これをスピーカーに繋ぐとiPodとはワイヤレスで繋がる
ベッドで寝転びながらiPodを触りかつ音楽も聴ける
これを見てその高校生が狂喜する
いや凄い凄い こんなこと出来るんだ
これ使っていいの?
いいとも
こうやって子供が今まで想像もしていなかった喜びを提供する
これがわたしの喜びだ
こうやって子供が今まで想像もしていなかった喜びを提供する
これがわたしの喜びだ
真のカスタマーサティスファクションは顧客の期待に応えることではなく
顧客の期待を凌駕することなのだ
それでわたしはどうするかと言うと
実は以前から荒技を考えていたのだ
BluetoothでなくWIFIでのオーディオ接続
これをApple TVで行う
我が家にはAppleTVが2台ある、
これをデジタル接続で同じく2台あるオーディオセットに繋ぐと
家の中でどこにいても、好きなiOSデバイスから好きなオーディオで再生できる
これは凄いが実は躊躇していた、やるのが面倒だからだ
だが、子供にBluetoothをあげてしまえば、やるしかなくなった
良い理由ができたな
ということでいろいろパーツを選んで買ったりで忙しくてこの上ない
おまけに先日壊れたパソコンの復旧も急ピッチだ
さらに凄いが武器がアメリカから届いた
iPadがまるでパソコンにという触れ込みのキーボード
こいつも凄いね
このサイズでバックライト付き
これはかなり打ちやすい
そのうち別記事にしてみたい
小学校6年生の男の子
お祭りに1500円持って出た
全部使ったとその子の担当職員には説明している
だが、わたしがその子に聞くと事実は違っていて、1500円のうち1000円は温存されていて
それでその1000円で前から欲しかったカードゲームのカードを買ったそうだ
それを聞いて
わたしが褒める
偉い偉い
祭りの縁日で全部使うなどバカだ
そうやって工夫して金を工面するのはとてもいいことだ
だがな、自分の金だからいいけど、
ちょろまかして人様から金をくすねるには泥棒だから絶対いかんぞ
それをやったら人間でなくなるぞ
こんなふうにコミュニケーションする職員はわたしだけだ
他の職員は
正直に使い道を言いなさい
嘘はいけません
不必要なものは買ってはいけません
綺麗事ばかり言う
自分のことはさておきね
子供達と一緒にテレビを見ていたら
漫画家の蛭子さんが出てきた
がめついという印象が強いキャラだが
その蛭子さん、
賞金がかかったクイズ番組の答えをカンニングする機会を与えたら
子供達と一緒にテレビを見ていたら
漫画家の蛭子さんが出てきた
がめついという印象が強いキャラだが
その蛭子さん、
賞金がかかったクイズ番組の答えをカンニングする機会を与えたら
カンニングするかしないか
そういう番組だ
答えを言うと
彼はカンニングしなかった
賞金50万円の答えを見なかった
その理由が
テレビに出て答えを知っていたら
ちゃんとリアクションできないでしょ
テレビでおかしくなっちゃうから、そんなことしちゃだめ
この人は物事わかっている人だなあと思った
ちゃんともらう金を自分で選べる人なのだ
なんでもかんでも
金ならいいというものじゃない
相場も同じだ
なんでもかんでも勝てばいいというものではない
だが
勝たなきゃ困る
この言い回し好きなのね
ゴルフでも
飛べばいいというもんじゃない
でも飛ばなきゃ困る
要は相反するものを高次元で両立するということ
なんでもかんでも
金ならいいというもんじゃない
この態度で
運気を呼び込み
結局金を呼び込む
最後はそのほうが得する
これが見えているのだろうな
蛭子さんは
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