職業としての相場師

2014年08月06日
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株式投資
相場師を職業とする方はけっこういるようだが
専業相場師は他の職業と根本的に違うことがある
 
それはお金抜きで仕事をするということがありえないということだ
お金を儲けること、そのものが仕事だということ
これはけっこう他に例がない
 
それもいろんな人間の負けを飲み込んで
そのうえで成り立つ因業な商売という側面が厳然とある
 
猫次郎さんのブログを読んでいて感じるのは
そのカモを食うという因業な商売としての相場師という自覚である
相場師は資本主義の呪われた部分と
まさにご自分で言われている
 
実は猫次郎さんと同じような意味の発言を
あらなみさが数年前にやはりしていたのを
わたしは覚えている
 
こういう乗りだから勝ったお金について
相場師は
その使い道になんらかの責任感をしょっている
稼げば稼ぐほどウハウハというノー天気さは微塵もなく
むしろ勝つほどに憂鬱は深まるかと見える
(そうはっきり言わないが文脈に出ている)
だがそこが人間的な深みに見える
 
勝てば勝つほど、また儲かりました
高笑いみたいな相場師のブログがあって
はっきり言ってこいつ馬鹿じゃないか?
とわたしなど思う
 
昔大藪春彦という作家がいて
彼の作品の話じゃなくて
彼自身がハンティングが趣味だ
それで
なんだか大きなバイソンだかの群れに向かって
撃ちに撃ちまくって
殺しに殺しまくって
ああ、ハンティングは素晴らしいとか
彼が言っていたのを読んで
ひどく不愉快な思いをし記憶があるのだが
それと同じ感覚である
 
相場師にもいろいろいるということだ
そう考えてくると
相場で勝つ以上に大切なことが人生にはあると
はっきり認識できる
 
その生きるという人生の重みと
そして業の深さと
両手に携えて生きて行くのが
真の相場師だと
わたしは思う
 
わたしも職業があるが
職業で一流が
人間としては一流をまったく意味しないのは当たり前である
 
相場師は金が入るので
勝つほどに好きなことができて
それを持って己を肯定しては人間として二流であろう
(ちなみに二流でいいのだ)
(二流なら二流らしく、偉そうに言うなというだけだ)
 
あらなみさんも
猫次郎さんも
勝つからと言って
安易に自己を肯定しないところが
なんだかいいな
わたしなど思う
 
そんな話だ
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ハルトモ
Posted by ハルトモ
自由人ハルトモ。那須とさいたまを毎週往復するリゾート&リタイアライフ、そして旅、投資ネタもありのブログです。
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Comments 2

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白猫次郎  

No title

ご指摘痛み入ります。
お褒め頂くほどの人間ではありません。他の人と折り合いよくお仕事が出来ない無能な猫一匹というだけのことです。仕事=金儲け という分かりやすいロジックを子供の時から父親に叩き込まれた弊害もあると思います。
結果の出ない仕事は無意味であるという商人の教えでした。
それでも好きな仕事が出来る男は多くないという現実を見る時に、好きな仕事で家族が豊かに暮らせたという点は満足しております。 猫次郎 拝

2014/08/07 (Thu) 20:54

ハルトモ  

No title

勝手に書いているだけであります。
お気になさらぬようよろしくお願いいたします。

2014/08/07 (Thu) 22:24

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