「ギャンブル依存症」のめり込んでも負けなければ問題にならない

2023年10月21日
0
株式投資
16972797840.jpeg

ギャンブル依存症って言葉があります。若い頃のわたしはギャンブル依存症と同じ行動をしていたと思います。森ノ宮の競輪新聞の印刷所まで新聞を買いに行って徹夜で検討、それで午前中は仕事して午後から競輪。週末は朝から競輪場。それ以外に資料をまとめたりメモをとったり。まさにのめり込んだ。でも自分では依存症だなんて思ってませんでしたしわたしのことをギャンブル依存症だと思った人はいなかったでしょう。理由は給料と同じくらい競輪で稼いで実生活でなんの問題も起きなかったから。仕事も順調だった。サボっている割には仕事の評判は良かった。要領がよかったんでしょう。まあこれはかりに競輪で負けて給料を注ぎ込んで借金したり、仮にそんな負けなくても仕事に影響が出て会社での評価も下がれば、これはいかんということになるわけです。つまりギャンブル依存症の本質は「負けるのにやる」ってことです。負けなければ病気じゃないのです。まあ家族がいれば家族をほっぽらかすという問題はありますが独身だったのでそれはなかった。まあサラリーマンで仕事で疲れ果てて週末は家でゴロゴロってサラリーマンも多いですし、仕事で家族を犠牲にしてもそれは確かにワーカホリックだけど、稼いでいる以上「負けるギャンブル依存症」よりは許容されるわけです。だからギャンブルも勝つことで正当化されるってことです。どうせのめり込むなら勝ったほうがいいですが、そこを真面目にやらないから負ける。結局不真面目だってことです。所詮遊びでやってんです。たぶんデイトレードとかも同じじゃないでしょうか? トレード依存症なんて言葉があるかどうか知りませんが、投じた時間と金額と体力以上に勝ってそれで食っていけるなら依存症とは言われずに専業トレーダーってことになる。負けて大穴作ると依存症ってことじゃないでしょうか? 株の場合競輪より怖いのは、数年どころか10年20年勝ち続けてもどこかでドカンと破滅に追いやられるって危険があること。こういうのは競輪にはない怖さでだからこそあんまり長くやるもんじゃないとわたしは思ってます。


関連記事

Comments 0

There are no comments yet.

コメント投稿

更新順
同カテゴリ