なぜお店や役所でクレームをつける老人が多いのか?

2023年09月20日
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日々の雑感ーリタイアライフ
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いつものイタリアンに妻と
混んでいてちょっと出てくるのがいつもより遅かったけど
一人で作ってんだから仕方ないです

先日友人とコメダ珈琲というところでモーニングをいただいたんだけど、今は期間限定でコーヒーおかわり無料サービスってのをやってんです。それで無料でおかわりはうれしいなと思っておかわり注文したんだけど、結局我々だけじゃなくてみんなおかわりするわけです。そしたら近くに座っていたたぶんわたしよりは少し年上の人が「なんでおかわりがすぐでてこないんだ」と店員を呼びとめて怒っている感じなんです。店員は「順番に淹れておりますのでもうしばらくお待ちください」って謝っている。でも周りを見渡せばみんな待っているわけです。その老人はおかわりだからすぐに持ってきて当たり前だろうと思っているけど珈琲屋は一杯一杯丁寧に淹れてるから時間がかかるってことです。見ればわかりそうなもんだけど、老人はそんな言い訳など知るか、最初からわかっていることだろうみたいな言い方をして、とにかく自分を待たせるのはけしからんって調子のわけです。結局怒っても早くなるわけじゃなくてそのうち出てきんだけど、その老人は機嫌が悪い。たぶんブログとか書いていたら「けしからん」って記事でも書くんじゃないかしら? わたしの知人が役所でアルバイトしているんですけど、クレームをつける人ってやはり老人が多いと言ってました。その人は暇だからじゃないかって話をしてましたが、暇だから怒るってのもねえ。

ブログとか読んでいてもお店に行ったこととか、あるいは役所に行った時のこととか、あるいは新聞とかニュースで見た世の中の出来事で自分が怒ってもどうにもならないようなことを、いかにも正論ぽく怒りを発散しているリタイアブロガーさんってけっこう目にします。年金とか税金とかわかりづらいとかよく文句言っているけど別に自分がちゃんと読んで理解していないだけなのに、自分がパッとわからないものは良くないものだって決めつけている。この決めつけが多いってのが老人の特徴になっている。その上で我慢が効かないからすぐに文句を言う。わたしは我慢が効かない理由に思い当たるものがあります。現役時代は組織に従順に頑張って擦り切れるほど働いてきた。不平不満も押し殺して鬱憤を隠し通して。そういう積年のストレスがリタイアして弾けてしまい、それでつい文句ばかり言ってんじゃないかしら?だって現役のうちはみんな大人しいんだから。たぶんその珈琲屋で怒っている老人も現役時代は大人しかったんじゃないかなって印象だったです。わたしなんかは若い時の方がずっと激しかったし、このブログだって昔の記事の方が激しい。言っていることはほとんど変わってないですけど。若いうちから自分の人生観や価値観や美意識通りに生きてきたからだと思います。まあ人から見てずっと暴走していると言われればその通りだけど、それでこれだけ人生うまく行って転ばないんだから暴走じゃなくて快走だっったとも言えるかなと老人のはしくれとしては思っています。
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Comments 1

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savers19  

なるほど、このロジックで行くと、そんなしみったれた老人を見たら「若いときに耐えていたうっぷんを時間差で解消しているんだなあ」と思えばいいんですね。

こういう老人はどうしても見ているこっちが嫌な気分になりますが、こういう心持ちで見れば、その嫌な気分も和らぐような気がします。昔島田紳助さんがいいこと言ってました。そんなおっさん(おばさん)は、人間1年目なんだと。だから仕方ないんだと。何回も人間を経験している人は、自然とそんな行動をとらないようになっているんだと。「1年目だから仕方ないか」という諦めです。

大きな意味では同じロジックですね。なんでもものは考えようですね。

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