集中投資はリスクが高いと言う思い込み

2023年09月18日
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株式投資
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株式を1銘柄しか保有しないような少ない保有銘柄を集中投資、100銘柄保有するとかたくさんの銘柄を持つと分散投資。さてどっちでいく? 1点勝負はハイリスク、100点勝負はローリスク。こういう考え方はわたしはしません。100銘柄買うのは分散と言わずに「多点買い」というのです。桐谷さんって著名な優待投資家さんがいますけど1000銘柄以上持っていてもやられる時はいっぺんにやられてリーマンショックでは地獄を見たとご自分で言われてます。株式投資ってのは資金を散らせてたくさんの銘柄を買うと逆にリスクが上がるという側面もあるのです。まず銘柄数が多すぎて緊急事態に対応できない。優待などに気を取られて柔軟に資金を移動できない。一個一個の銘柄の調べが甘くなることで見立て間違いが増える。うまく行っていない銘柄の状態がうまくいっている銘柄の判断に悪影響を与える。例えば塩漬けが多い人は利を伸ばせないなど。多点買いにすればリスクが下がるという考えは甘いです。

本当の分散投資は、株、債券、保険、インデックス、不動産とか、なるべく影響しあわないものを組み合わせるってことです。わたしの場合は株式は一番多い時で5銘柄保有していました。少ない時は1銘柄です。保有銘柄数も可変させるのです。見立て間違いでどれが上がる下がるか?って意味なら3銘柄も買えば十分リスク分散になっている、10も20も要らないとわたしは思います。株式投資で勝ち組になろうと思ったら相反するテーゼに挑戦することです。ハイリスクはハイリターンと決めつけてはいけません。ハイとかローとか大雑把じゃなくて、100をフルスケールとすると50リスク90リターンをたとえば目指すのです。リスクとリターンの差40が期待値としても儲けに変わっていくのです。20リスク15リターンじゃどこまでいっても儲かりません。個別株をやるなら丁寧に丹念にやることです。



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