FIREてのは何歳までかな?

2023年09月05日
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マネーと生活
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わたしが会社を辞めたのは54歳でしたが、その時にはFIREという言葉は聞かなかった気がします。ただFIREという言葉がなくても欧米では50代ってのはわたしの時でもとっくにリタイア適齢として認識されていて実際50代で辞めた人間をわたしは何人も知っています。私自身は50歳で本当は辞めたかったのですが、なかなか身の処し方が定まらずに4年過ぎてしまったというところでした。さすがに55歳じゃ遅いって思ったものでした。50歳という年齢は終身の企業年金の権利を得る年齢だったのです。FIREって言葉は最初は金融資産で百万ドルあってもちろん持ち家でそれで無理のない運用ということで年間4%の利回りでそれで静かには暮らしていけいけるってことで一番稼げる50代を捨ててもそれでいいんじゃないって暮らし方って言われ方をしていました。今の日本だと本来の意味から離れたFIREが主流に見えます。ひとつは定年あるいは定年近くまで働いて、そこから再雇用を選択せずにのんびり暮らしますって考え方で、これは昔でいうと立派に勤め上げました、なんだけど今は60歳でも辞められない人が多いのでまあRE(リタイアアーリー)と言えばアーリー。もう一つは40代で仕事は辞めちゃうんだけど、持ち家で百万ドルって資産にはかなり遠くて相当節約しないと暮らせないFIREって人たちもいます。これもどう暮らそうと自由なんだけどFI(フィナンシャルインデペンデンス)のほうでちょっと疑問符が付くとか言われたりしますがどうくらすかはその人の自由でしょう。FIREの本来の出発点からすると「稼ぐのを捨てる」という趣旨ではむしろ定年まで働くよりはFIREの本来の意味に近いようにわたしは思います。
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