指標ばかり見ていても株で勝てない理由

2023年09月03日
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株式投資
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PERとかPBRとかROEとかROAとか自己資本比率とか投資の参考にする指標というのがいろいろあるわけで、これらの指標を組み合わせて会社を値踏みしてスクリーニングして投資先を絞り込むという手法はけっこうポピュラーなわけです。ただ貸借対照表とか損益計算書てのは所詮過去のものでよくできましたっていう通信簿だから、基礎的資料としては使えますがそれだけ見ていてどの会社が将来伸びるかわかるわけはないです。会社が成長する理由は二つしかないということをここで何度も何度も書いていますが、即答できる読者さんはどれくらいおられるでしょうか? ひとつは市場が伸びるかあるいは創出されるかです。もうひとつはライバルに打ち勝ち市場占有率を上げること。企業が成長する理由はこの二つに集約されるのです。逆に言うなら企業が衰退していく理由も二つしかない。この企業活動の大前提が理解できれば経営者が何を必死に考えているかが見えてきます。市場分析と競合分析なんです。経営者の頭の中は、市場が何を求めているのか、顧客を喜ばすあるいは驚かすソリューションは何か?それをどうやって顧客に提供しライバル企業に打ち勝つか? これでほぼいっぱいのわけです。投資の王道というのは良い経営を見抜きそれに乗るってことです。経営者が何と闘っているのか? 経営への理解なしに投資の王道なしだとわたしは考えます。じゃあどうやって市場分析、競合分析を行うのか? どうやって良い経営を見抜くのか? 過去に何度も書いたけど全然反響ないです。今更面倒で書く気もしないです。ただ言えるのは過去の数字ばっかりみていても将来のことはわからんでしょってことです。


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