「ネットの誹謗中傷」被害者であるからこそ果たせる社会的役割

2023年08月23日
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株ネットの事件簿(誹謗中傷対策など)
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那須はエアコンギリなしで寝れますが
最近雨も多くて湿気が多いです

ネットの誹謗中傷も警察まで巻き込んでの刑事事件までいくことは一般人あれば滅多にないわけです。わたしはその貴重な体験をしていることになります。もちろん発信者情報開示申立てを2件経験して、民事手続きもも経験していくことになります。ネットで誹謗中傷対策ということで、検索をかけていくと、一般人が用語も含めて間違った発信をしているケースと、法律の専門家である弁護士が発信しているケースとあって、当然後者の方が信頼できる発信のわけですが、ひとつ問題があります。弁護士は別にネットの誹謗中傷の被害者の味方というわけではないのです。たとえ加害者であろうが被害者であろうが法の下では誰もが平等のわけです。弁護士は加害者の弁護もします。もちろん依頼人には商売ですから親切にしてくれるとは思いますが、例えば法の枠組みを超えてなにか活動をするなんてことは期待しにくいわけです。法律的にはグレーというエリアがあってその領域ではどちらにも味方できないのが弁護士のわけです。

わたしはこのブログで「誹謗中傷ブログにいいねをつけるのを止めよう」というキャンペーン?を展開しています。これはマナーの話でまだ法律的には固まった話ではないです。今出ている判例は政治家などの著名人のケースで、今後一般人での判例がでてくるのに相当時間がかかると思われます。あるいはそんな簡単に増えていかないかもしれません。弁護士だって「訴えられるかもしれませんよ」と弱いトーンで言うくらいです。でも実際に被害を経験した人間としては、自分を激しくののしるブログにどんどんと「いいね」がついていくのはそれは心が痛み苦しいわけでこれはやられた人間でないとなかなか実感がわかないでしょう。そして経験者として語るからこその説得力もあると思うのです。いいねをつける意味は各人さまざまであることはわかっています。必ずしも誹謗中傷に賛同しているわけでもないこともわかっています。誹謗中傷毎日欠かさず読んでますけど賛同してませんなんて言う人もいます。でもそれをマナーとしてやめてくれませんか?という主張を被害者として発信しているわけです。やられて嫌で悲しくて苦しいことは間違いないし、少なくとも誹謗中傷者を元気づけて、誹謗中傷の温床となっているのも明らかでしょう。

誹謗中傷というのは警察は滅多に動きません。裁判するのも大変な手間になります。お金もかかります。簡単には退治できない。だからこそ「ネットの誹謗中傷は許さない」という社会的なコンセンサスを醸成して、誹謗中傷の温床となるネットのマナーから変えていきたいとわたしは考えたわけです。そしてそれは誹謗中傷の被害者だからこそできる社会的役割ではないかと考えています。当然浸透していませんから強い抵抗勢力がいます。自分がなににイイねをしようが勝手だと思う人もいます。被害者の心の痛みなんて関心ない人もいます。ただわたしの考えに賛成してくれる人はほんの少しづつですが確実に増えてくれています。誹謗中傷にいいねをつける人間を矯正するのではなく「被害者のことを考えればやめておこう」と思ってくれる人がすこしづつでも増えていけば良いなあとせっかくそれなりの読者を獲得しているブロガーなのですから活動をしていこうと思い立ったわけです。
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