スクショだけでは証拠にならない

2023年08月12日
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株ネットの事件簿(誹謗中傷対策など)
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マグロガーリックライス
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パエリア
角上でわざわざ洋食を買ってきました
でもこうやって写真を出したからと言って
これをわたしが本当に食べたかどうかはわからないんですよね

今回誹謗中傷の投稿者を特定するにあたり個人的に不思議だなって思ったのは、そこにブログが実在して、その記事は実際誰でも読める状態なのに、ログが消えていると誰が書いたか特定できないってことです。明らかにその人が書いているブログなんだから最新の記事のログから本人を特定すれば古い記事だって同じ人が書いているはずなのに、法律的にはそうは言えないのです。だから古い投稿はどうすることもできない。(書いた本人が認めれば別でしょうが)。今回ログの特定で実は間に合うかどうかやきもきしました。裁判所に申立てててもログがないという返事がアクセスブロバイダーから来たらそこで終わりだからです。よく「お前の投稿はスクショにとって保存したからいずれ本人を突き止めて訴えてやるぞ」とか言っている話を聞きますが、スクショなんていくらあってもログがないと証拠にならないのです。ログってのは具体的には投稿した時のIPアドレスとタイムスタンプです。それを入手するには弁護士使って裁判所に申立ててそれは大変だったわけです。それをやってようやく証拠となる。そもそもスクショってのは偽造する人もいるそうです。だからこれが証拠だってスクショを出したところで、ちゃんとログと紐づけて本物だって証明がないとただの漫画で終わってしまう、と言うと漫画に失礼か。でも一度本物だって証明ができると他の記事もその人間が書いたという話になるようです。というか裁判官がそう判断しやすくなる。もしも誹謗中傷を受けたらスピード勝負ってことです。ほんの3ヶ月も経過したら手遅れになります。スクショがあるから様子を見てそのうち訴えるぞなってのんびりやっている暇はないのです。まずは本人を特定するためにすぐに動くってことが大切かと思います。
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