
わたしのブログを長いこと読んでこられた方、あるいは遡って読み込んでいただいている方、みなさんお分かりになる通りこのブログの基本的な主張というのは19年それほど変わっていないわけです。それで自分が言っている通り生きてきている。ということはこのブログを書き出した時のわたしの年齢は45歳くらいのわけで40代半ばの人間が、せいぜい同世代か年下に向かって発信していたのがこのブログってことです。「どうだい俺のように生きてみないか?」って提案でもあった。それで19年たってどうなったかと言うと多くの読者はわたしと一緒に歳をとっちゃった感じなんです。もしも定年までカウントダウンだって人がリタイアライフをどうしようと考えてこのブログを読んだ時に実は10歳も年下の人間が偉そうに説教しているわけで、それを読んでフムフムとうなづいているようじゃ手遅れだし、一方なんだこの野郎バカにしやがってと反感持っても、もうそういう手遅れの人に向かって言ってないしってことなんです。手遅れという言葉を使うとそれだけで反感持たれちゃうけど、わたしのように生きようと思うともう遅いってだけのことです。別にわたしのように生きる必要はないのでそういう意味では手遅れでもなんでもないです。ただもしも長年このブログを読んできて、なんらかの共感をお持ちならそれでどうなの?てのは興味あります。読んだだけのことはあったんでしょうか?このブログが45歳から多少変わった節目は54歳で自己都合退職したあたりからです。児童養護施設で奮闘とか年寄りの面倒とか通して、自分の器を知り儲けたお金をどう使うかどう生きるかを主眼に話をするようになった。ただこれもそこまで行く人がそんなにいないわけです。足るを知れって言っても全然足りないんじゃ心に響くわけがない。じゃあこのブログはいったい誰のために書いているのか? 読者数ばっかり増えていくけど、よくわからない。自己満足だと開き直る手もあるけどそれは違います。やはり読者を惹きつけたいという願望はあるし他では読めないような記事を書きたいという意欲もあって、そこでターゲット読者という意味ではなによってのは模索中なんです。最近過去記事をわざわざダイジェストみたいにまとめた記事を連発したのはそのあたりの思惑があってのことです。いろいろ書きましたけどまあ自由に読んでくれればいいのです。わたしが勝手に考えているだけのことです。ということで今日はおしまい。
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