わたしはいったい誰に向かって書いているのか?

2023年08月09日
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私の自由人への道
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わたしのブログを長いこと読んでこられた方、あるいは遡って読み込んでいただいている方、みなさんお分かりになる通りこのブログの基本的な主張というのは19年それほど変わっていないわけです。それで自分が言っている通り生きてきている。ということはこのブログを書き出した時のわたしの年齢は45歳くらいのわけで40代半ばの人間が、せいぜい同世代か年下に向かって発信していたのがこのブログってことです。「どうだい俺のように生きてみないか?」って提案でもあった。それで19年たってどうなったかと言うと多くの読者はわたしと一緒に歳をとっちゃった感じなんです。もしも定年までカウントダウンだって人がリタイアライフをどうしようと考えてこのブログを読んだ時に実は10歳も年下の人間が偉そうに説教しているわけで、それを読んでフムフムとうなづいているようじゃ手遅れだし、一方なんだこの野郎バカにしやがってと反感持っても、もうそういう手遅れの人に向かって言ってないしってことなんです。手遅れという言葉を使うとそれだけで反感持たれちゃうけど、わたしのように生きようと思うともう遅いってだけのことです。別にわたしのように生きる必要はないのでそういう意味では手遅れでもなんでもないです。ただもしも長年このブログを読んできて、なんらかの共感をお持ちならそれでどうなの?てのは興味あります。読んだだけのことはあったんでしょうか?このブログが45歳から多少変わった節目は54歳で自己都合退職したあたりからです。児童養護施設で奮闘とか年寄りの面倒とか通して、自分の器を知り儲けたお金をどう使うかどう生きるかを主眼に話をするようになった。ただこれもそこまで行く人がそんなにいないわけです。足るを知れって言っても全然足りないんじゃ心に響くわけがない。じゃあこのブログはいったい誰のために書いているのか? 読者数ばっかり増えていくけど、よくわからない。自己満足だと開き直る手もあるけどそれは違います。やはり読者を惹きつけたいという願望はあるし他では読めないような記事を書きたいという意欲もあって、そこでターゲット読者という意味ではなによってのは模索中なんです。最近過去記事をわざわざダイジェストみたいにまとめた記事を連発したのはそのあたりの思惑があってのことです。いろいろ書きましたけどまあ自由に読んでくれればいいのです。わたしが勝手に考えているだけのことです。ということで今日はおしまい。
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Comments 2

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kk  

こんにちは
私は1年弱くらい前に見始めました。
最初は、サラリーマンをやってこられた方が、早期退職をされた後にどのような時間を過ごしているのかが気になり、見ていました。

その後、過去記事を遡るようになり、震災時の出来事や生い立ちの内容を見て、「ブログを通したハルトモさん」という人物像が自分の中に段々とできてきました。

過去記事でハルトモさんは、自分を小説の主人公と捉えて生きると仰ってました。それを記事上でも意識されてるかは分かりませんが、私からするとこのブログは、リアルタイムで更新されるノンフィクション寄りの小説といったイメージです。
書籍では自伝などよく見かけますが、リアルタイムでここまで長く書かれたものは少ないのではないでしょうか。
匿名のブログはその内容の真偽性がわからないというのが一番な欠陥ですが、ハルトモさんの場合は圧倒的な年月と内容の具体性でそれを覆してるんですよね。
私が出版関係の人間だったら、声をおかけしていたかもしれません笑

2023/08/09 (Wed) 20:19

リリアン  

ハルトモさん、 リリアンです。
ハルトモさんが会社を辞めて児童養護施設で働き始められたころからの読者です。
実は私もそのころ児童養護施設で常勤心理士をしていました。公式に配置される前からで心理を大切にしてくれていました。ハルトモさんも施設心理士さんのこと書かれていましたが、心理士にもいろいろいるんだな~と思いました。私はその後、家庭の事情でその施設をやめることになりましたが、今も交流を続けています。ハルトモさんのランドセルの寄付はいらないは同感しました。
私も仕事として震災後の支援に1年過ごしたので、ハルトモさんのご母堂救出劇がどんなにすごかったのかよくわかります。1か月後でも大変な状況でしたから。
ハルトモさんのブログは生活の一部として拝読しています。新聞と同じ感じです。
旅行や料理などとても参考にしています。私も今年礼文島に行きましたよ。素晴らしかったです。
才能がないので投資はしませんが、投資についての考え方は勉強になります。
こんな読者ですが、これからもブログ配信してくださいね。
週刊朝日がなくなってさみしいので、ハルトモブログは続けてください。
よろしくお願いいたします。

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