中国産の鰻を食べてみた

2023年07月16日
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私的グルメ
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妻と一緒ならたぶん食べないけど、留守番としては贅沢も憚られるということで、それでなんとなく手が出たスーパーのうなぎまぶし弁当。鰻重まで食べるのはリスクだと思ったのです。吉野家の鰻重の記憶が蘇る。これを食べた結論から言うと、わたしがふだん食べている鰻とははっきり食感が違います。ただ薄く切ってあるのと濃いご飯の味付けで、このお弁当そのものはまあ食べられます。不味いとはわたしは思いません。だいたい値段が全然違います。ただ鰻じゃないだろうというだけ。わたしはかなりフレキシブルなんですが、受け付けない人もいると思います。個人的には天丼食べたほうが良いと思います。ああそうだ、この鰻を食べるなら吉野家の牛丼のほうが満足感が高いとわたしは思います。自分が美味しく食べているものをけなされると気分が悪いのは当然だと思います。けなしてはいないのです。ただ違うと言っているだけなんですが、そうはとれないでしょう。鮨なんかはもっと階層が多くて以前の記事を引用してみましょう。

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ただ新鮮なネタをがさつに握って
どうだ美味いだろうって
それは本当の握り鮨って言わないの
見てよし食ってよし握りは江戸前
手間暇かけて職人の技が生きてこその鮨でござんす
握り寿司の発祥は江戸、田舎は寿司じゃなくて
てんむすならぬ「刺身むす」なんだよね
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もちろんこれはこれで美味い
違う食い物だってだけのこと
なんて江戸っ子なら言うのかなって、、


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Comments 3

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savers19  

味というのは人の価値観がえらく反映されて、面白いですねえ。美味しいけどこの味で5千円ならちょっと味が落ちて1千円のこっちで十分という考えの人はたくさんいますねえ。私もどんなに資産が増えても、この考え方は骨身に染みついてしまって、商売するにしても、富裕層向けの店は経営できないだろうなあと、いつも思ってしまいます。そんな考えは投資にも反映されていて、バリュー投資というあまり発展性がない企業が安値で放置されているものをコツコツ拾うようなことが多いですからねえ。

多面的な見方をすれば、高価なうなぎを一度も食べたことない人にとっては、これで十分美味しいと言って笑っていられるんですね。そういう意味だと、幸福感というのはある面だけを切り取れば、経験しない思考しない人(=思考しないから試そうともしない人)の方が高く保たれるとも言えますねえ。

そう考えると、みんなと同じことをとにかく同じようにさせる、いままでの義務教育というのは、幸福感の平均値を上げるには、貢献したとも言えますねえ。あくまでも一面だけを切り取って話を展開していますが、意外と世の中に無駄なものなんてないのかもしれませんねえ。

2023/07/16 (Sun) 08:46
川口晴朋(ハルトモ)

川口晴朋(ハルトモ)  

Re: タイトルなし

わたしこそ貧乏じゃ負けませんけど、人ごとにこだわりって違いますよね。わたしの知り合いでステーキが大好きでやたら高いステーキハウスに行くんです。鰻は食わない。saversさんは鰻にこだわらないだけじゃないですか?  それとわたしの場合、家族と一緒でない限り鰻は食べません。友人と一緒でも食べない。一人なら何食べていてもいいので、那須の食事はやたら質素です。 家族と食べると美味しいものは何倍も美味しいと感じます。

2023/07/16 (Sun) 10:05

savers19  

ときどき出してくれる半額シール貼った写真、悲しいかなあれが私にはすっと入ってきます。
さきほど出してくれた記事もまったく同感で、美味しいものを頻繁に食べたところで、1回分の感動というか価値が減ってくるだけという経験は、食べ物以外でも多々ありますねえ。
それをまた俯瞰で考えると、貧乏でも金持ちでも人はそれなりに幸せで、人ひとりが享受する幸福の総量なんてそれほど変わらないのかも、と思ってしまいます。
まあそれも解釈によりますねえ。
まあこういう解釈というか思考のストレッチ(ズームで見たり思いっきり引きで見たり)をついしてしまう性質が、私にとっては幸福の近道なのかなあと、勝手にまた解釈するんです。

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