学歴とサラリーマン人生の成功との相関
2023年07月12日

いつも読ませていただいているブロガーさんの記事が興味深かったです
ちなみにこの人も億ブロガーで、
初心者こそ参考にすべき投資スタイルだとわたしは思いますが
さてこの記事にヒントを得てサラリーマン人生ってものを考えてみました
わたしの娘は今中国にいるんですけど、出身大学はどこ?ってとてもよく聞かれるそうです。日本ではほとんど聞かれなかったのに中国で中国人からよく聞かれる。中国人は日本の大学の難易度をちゃんと知っているそうでやはり偏差値の高い大学は転職でも昇給でも有利なんですって。中国の方が学歴を重んじるってことです。娘はろくに勉強しないってとこだけはわたしに似て、まあ入れる大学に行ったのですが、一応知られた大学ではありますが、中国に行ってから、もっと勉強してさらに偏差値の高い大学に行っておけばよかったかも、なんて思うようになったと言っています。中国は明らかに受験頑張ったほうが良い国なんでしょうが、わたしが外資系企業で長く働いた経験から言うと中国に限らず韓国とかアメリカとかもけっこう学歴社会です。日本はこの何十年間で学歴依存度がかなり下がっているなって感じます。そういう日本で頑張って偏差値の高い大学に行くメリットはいまだにあるのでしょうか?
わたしが高校生になったばかりの50年ほど前は、一流大学から一流企業に就職できれば一生安泰の勝ち組だと言われていました。実際その道を歩んで自分は勝ち組だと思っていた同級生もいました。日本てのは給料にはそんな差をつけない。だから凄い金持ちにはサラリーマンはなれないのは昔も今も変わらないのですが、その分終身雇用で一生安泰で定年以降子会社に出向できたり一生涯続く企業年金とかもあったり福利厚生も充実している。それでみんな頑張って受験勉強して一流企業を目指したわけです。でも実際期待したほどじゃなかったてのが同級生たちの偽らざる印象だと思います。結局終身雇用が崩れていろんな旨みも消えて残ったのは海外に比べてのエリートの給料の安さ。今の日本じゃ長年苦労して一流企業の部長になってもアメリカの一流企業の新卒より給料安いらしい。今の日本では受験頑張って一流大学から一流企業てのは一番燃費が悪いと思います。ストレスばっかり高くてくたびれる一方。つまりサラリーマン人生の成功への道が見えない時代なんです。どうなれば成功と言えるのか?その道が見えない。それが社会に熱気がなくなった理由かもしれません。頑張って何をやってもそんなに変わらないんじゃないのって感じ。これは社会が根底から変わらない限り日本人は必死になって働かないと思います。てことは少子化と相まって国力は低下する方向かなとわたしなどは思っているわけです。
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