「やられる時はやられる投資」から「やる時はやる投資」へ
2023年06月24日

わたしのブログの読者でかつ友人から、お世辞なんでしょうけど「ハルトモさんのおかげで億り人になれました」って言ってくれる人がいて、何が参考になったかと言うと、「投資姿勢」だそうです。ここぞという勝負とみたら銘柄絞ってどーんと行く、要はメリハリってこと。その友人は丸紅とキャノンを選んだそうですが、その友人は前はソフトバンクなどなどを持っていたんですけど、わたしが「経営者が信頼できると感じられないなら株を保有すべきでない」と言ったことに刺激を受けてソフトバンクなどから乗り換えて投資対象をまとめたんだそうです。結果いまや四捨五入してダブル億り人まで来ています。こうやってわたしのアドバイスが効いたって言ってもらえることは悪い気はしないですが、結局どんなアドバイスを受けてもやるのは自分ってことですから、踏み出せる人間と踏み出せない人間の差は万丈の山千尋の谷くらいあるんでしょう。
投資というのは安全そうというのが実は一番怖い。見えないリスクが隠れている可能性がある。確率が高そうというのは実はかなり怪しいのが株の世界。株価が上がる確率なんて計算できるわけないのです。過去を見てそうだったっていうだけの話を確率っていう人も多い。ということで「安全そう」「確率高そう」てものでやられる人がすごく多い。みんなが買っているから大丈夫だろうとか? 逆に危ないと見えるものにやる価値あったりするんです。リスクが見えている判断もしやすいし覚悟も定まる。確率が低そうだからこそあえてやってみる。そこはメリハリなんです。ただ投資人生の中で危ないものを手がける時があってもいいけど、それはここぞという勝負の時だけ。その後は本当に安全なものを手の内に入れるのと、それと資金管理をして危ないものへの依存度を下げることです。安全そうなことをしていてろくに儲からない投資じゃなくて、一見危ないように見えながらちゃんとバランスがとれている。やる時はやるぞって投資です。「やられる時はやられる投資」から「やる時はやる投資」へ、こうなると景色が違ってくるんです。
- 関連記事
-
-
株式投資はギャンブル? 2023/04/09
-
雨だ 2017/05/26
-
人に投資を教えるのは悪いことなのか? 2023/07/04
-
欧州でEV失速? 2023/05/07
-
借金をして株式投資 2020/08/28
-