インフレでも実はキャッシュが強い?て話

2023年06月10日
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マネーと生活
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こんな食事がついて1ラウンド4000円で1日遊べる
2万3万払っていたインフレ時代のゴルファーにしたら夢のようです
多少上がってもどうってことない
ゴルフは満足度に比べて本当に安いと思います

一般論ではインフレでキャッシュは目減りするから不利だなんて言う人いるけど、わたしの経験と実感は違うという話。わたしが社会人になりたての頃は金利が6%とか7%ありました。当時は一億円持っていたら一生遊んで暮らせると言われていました。利子だけで毎年600万円ほどあったからです。それは物価も給料も上がっていきますけど金利ほどに上がっているって感じはなかったです。特に中高年サラリーマンはもうそんなインフレ率ほど給料上がらない。上がっていたのは地価でしたね。だから当時は家は資産だってみんな思っていて、俺は家を売れば食うのに困らないって算段を先輩社員から聞いたものです。だから地主で大家なんてのはまさにインフレワールドにおける食物連鎖の頂点ってイメージ。インフレ時代のお金持ちは、たとえば家を何軒か持っていて家賃収入があって、その上でキャッシュも多めにあるので金利収入もあって、それで全然遊んで暮らせる。株は金融資産の1割−2割程度で回しながら売却益と配当をバランスよくいただく、わたしはそんなイメージでした。

つまり金持ちがより楽できて有利になるのがインフレだってわたしは思います。それが長いデフレの時代に入った。わたしの現役世代はずっとデフレ。いくらお金を持っていても金利もつかない。一億円持っていたって暮らせるどころか小遣いにもならない。だからと金持ちが株を始めてもこの10年の相場とは全然違って勝つのは今よりずっと難しかった。不動産だって上がりはしない。貸しても手間賃ばかりかかって家賃は目減りするばかり、アパート経営で失敗する人がたくさん出た。それこそ安い家賃でずっと借りていたほうが得だなんて風潮も生まれた。わたしはデフレの時の方が金持ちはきついと思います。もちろんインフレでもデフレでも金持ちは有利に変わりはないですけど、インフレのほうが金持ちはなにかと楽なんじゃないでしょうか? 今はドルでは4%の金利がつく時代になってきました。日本の金利もせめて3%になれば一億円貯金しておけば金利で300万円ある。もしも年金生活者なら年金と合わせて十分暮らしていける。株なんかやる必要もないけどNISAの範囲で遊んで小遣い稼げばいいんじゃないでしょうか? こういう時代に備えようってわたしは10年前からここで書いてその通りに進めてきています。方針は全然変わらないです。
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