富裕層ほど一般論に流されない

2023年06月04日
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株式投資
リスクを取れる人取れない人がいるという話を書いたばかりですけど、富裕層というのはまさにリスクが取れる人たちですから、一般論としてこうだという話にはあまり影響されません。一見リスクが大きいと思われそれこそ決して豊かでない人たちが敬遠するものの中に、上手にマネッジすれば、お得なもの美味しいものが紛れこんでいるものだとわかっているからです。また富裕層はこういうものだと一括りで語ることができないというのも豊かなでない人たちとの大きな差です。リスクが取れる人の行動はバラエティに富みます。あらゆる選択肢を一般論で排除しないのです。例えば一般論として「リゾートマンションを買うのはリスクがある」この一般論に従うのが豊かでない人たちでリスクが取れない人たちですからそれでいいわけです。でもお金持ちもいろいろです。リゾートマンションだっていろいろです。「だからお金持ちは絶対リゾートマンションなんて買わない」なんて言う人はお金持ちのマインドセットがわからない人です。

そんな一般論に流されずに自分で見極めて良いと判断すればやる、逆に一般論で良いとされていることでも自分に合わないと思えばやらない。これが富裕層のものごとの考え方。この一般論の呪縛というのは投資の世界でも幅を効かせていて、勝てない人ほど一般論に流されやすいって思います。その一般論のひょいとそばに成功への道筋が隠れていたりするんですけどね。例えば損切りか含み損どっちにすべきとか?キャッシュポジションはどれくらいが適性とか、分散投資と集中投資どっちが有利とか、なんて一般論に流されるひとがあまり多い。個別で判断できない人たちです。分散する時は分散する、集中する時は集中する、損キリする時は損キリする。含み損でも買い進める時は買い進む。勝ち組はまさに臨機応変変幻自在なんです。実は臨機応変であるためには自分の軸がないといけない。その軸こそ滅多には動かない堅牢さも求められる。一般論に流される人は自分の軸がない人とも言えます。だからわたしは言うのです。「初志貫徹、変幻自在、臨機応変、首尾一貫」と。
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