どうすれば自分を信頼することができるか?

2023年06月01日
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株式投資
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いろんな投資家さんの発言をネットで見聞していると、不安と恐怖が悪さをしているなってよくわかります。勝負事というのは不安と恐怖との戦いとも言えようかと思います。なぜ不安と恐怖を感じるかと言うと自分というものを信頼していないから。ほんの数日前に決めたこと、長期保有しようと買ってそれが少し下がっただけで急に不安になる。数日前の自分を疑っているのです。買う前は10%くらいの含み損あり得るなとわかっているのにいざ10%本当に下がると急に気持ちがざわつく。また逆に、この株は倍にはなるな見込んで買った。ところが実際20%も上がったら心が揺らぐ、もう売りたくなる。買った時の自分はどこに行ったのでしょう? ことほど左様に人間はなぜ自分を信頼できないのでしょうか? こう考えることができればトンネルの出口への一歩ですが、わたしが思うに多くの人がここでまた勘違いをしてしまいます。自分を信頼できない自分が悪いと思ってしまうのです。そこで握力を高めようとかメンタルと鍛えようとかわけのわからない話になる。逆なんです。自分から信頼されない自分が問題なのです。自分を他人だと思ってください。信頼できない人間というのはその振る舞いに問題があるから信頼できないのです。無理して信じてもそれこそ無理がある。であるなら自分が信頼されるようにすることです。それくらいよく考えて考えて検討に検討を重ねて出来る限りの準備をして、ここだというところで勝負に出れば、信頼される自分になることができます。いろんなやり方はあるでしょうが要は自分のフォームを持つということです。どこぞの情報とか人の尻馬に乗ってひょいと買えば、それは誰だって信頼できませんよ。ただ状況が変われば考えが変わるのも当然。そこはまた臨機応変変幻自在でないといけません。ちなみに株式投資の要諦は「初志貫徹ながら臨機応変、変幻自在にして首尾一貫」、わたしの人生のモットーでもあります。
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