子ライオンの話

ライオン夫婦は子ライオンを谷底に突き落としましたが、そこで母ライオンと父ライオンは喧嘩になり子ライオンを置いてそれぞれどこかに行ってしまいました。子ライオンは谷底から必死に崖を登りましたがその時に落ちた崖とは違う崖を登りました。そしてようやく崖から這い上がり自分の力をつけていた時に、どこかに行ったはずの父ライオンとでくわします。父ライオンはたいそう弱っていました。子ライオンは父ライオンの面倒を見てあげることにしました。父ライオンは別の嫁ライオンを連れていて結局嫁ライオンも子ライオンが面倒みました。父ライオンと嫁ライオンを看取ってしばくすると今度は母ライオンとでくわします。母ライオンもずいぶんと弱っていました。知らないメスライオンと一緒です。聞くと伯母ライオンだと名乗ります。子ライオンは母ライオンも伯母ライオンも助けることにしました。子ライオンに助けられた母ライオンは、しっかりと育った子ライオンを見て、さすが自分の子だ、強くて優しいライオンに育ってくれたと喜びましたが、そのうち伯母ライオンを置いて出て行ってしまいました。子ライオンは伯母ライオンを看取りますが、そのうち出て行った母ライオンがまた助けを求めてきました。子ライオンはまた母ライオンを助けることにしました。子ライオンの様子をずっと天から見ていた神様はある時、子ライオンに贈り物を２つしました。素敵な家族とお金を稼ぐ力です。その二つの贈り物のおかげで子ライオンはとてもとても幸せに暮らしそして欲をかきませんでした。神様はそれを見て自分の目に狂いはなかっと大層満足しましたとさ。