銘柄を絞ると集中投資は意味が違います

2023年05月28日
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株式投資


わたしは仕事で長年「技術」というものに関わってきて、その影響は株式投資にも現れています。技術の世界は理論と実験の世界です。「しったかぶり」は通用しないし「たぶん、だろう」も通用しません。技術の世界には知ったかぶりはいません。用語も厳格に運用されます。ところが投資ブログを読むと知ったかぶりが多いこと多いこと。言葉の扱いが雑なこと雑なこと。それを真に受けるど素人がこれまた多いこと。わたしが初心者は銘柄を絞った方が良いと書いたら、初心者こそ集中投資は危ないように思うという反応をいただいたことがあります。わたしは銘柄を絞った方が良いと言っているだけで集中投資をしろなんて言ってないです。このあたりが言葉の扱いが雑だと感じる所以です。例えば300万円の資金で10銘柄にわけて300万円投資をしている初心者がいるとします。わたしはそれをせいぜい2−3つに絞ったほうが良い、300万円の資金の人ならせいぜい50万円くらい投資して250万円は現金で持っておきなさいって話なのです。集中投資じゃないです。それなりの根拠と力量がない限り集中投資なんかできっこないです。かと言って漫然と散らして買っても、馬券の点数を増やしているのと同じで儲けがない割にリスクだけが増える。やられるときはいっぺんにやられちゃうんだから。少なくとも初心者は雑な言葉に翻弄されないことです。どうすれば翻弄されないか? 株ブログなんて読まなきゃいいのです。まともな人は10%です。90%はいい加減で知ったかぶり。見分けがつけれられないどころか初心者ほどまともでない人を参考にする傾向があるように思えます。
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