株式投資の勉強よりもひょっとして大切なこと

2023年05月19日
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株式投資
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ゴルフ帰りは軽く蕎麦の出前を

金融のプロでも株式投資で成功できるわけではないとはよく言われることですが、その理由は?というと明確な答えを聞いたことがありません。わたしが思うには金融のプロと言えど企業経営がなんたるかを理解している人は少ないからじゃないかと思います。平たく言えば「商売」がなんたるか、それが企業という大きな組織で行われた時に俯瞰できるかです。上場株式会社というのは株主から集めたお金を元手に商売をしているわけです。株主であるということは自分の資金を「これを使って儲けてください」と会社に差し出しているわけですので、そのお金が経営者によってどのように使われるのか?を理解するのが株式投資の出発点のはずです。つまり株式投資がなんたるかを勉強する基礎の基礎は、企業経営がなんたるかを学ぶってことです。この感覚が希薄だと株価ばかりを気にするようになる。もちろん投機としてそういうやり方があるのは承知していますが、株主というのは経営者への資金提供者だという根源的な意味での存在理由がそれによって揺らぐことはない以上、株式投資の王道は企業経営を理解するってことになるはずなんです。企業を経営するためにはいろんな知見が求められますが、最も大切なことは「経営方針たる企業戦略の立案と実行」です。これが会社の目指す方向を指し示す。つまりヒトモノカネの使い方ってことです。別に専門家になる必要はないです。企業が発表する経営戦略をよく読んで理解する。さらに財務諸表を紐解きどのように経営が行われているかの記録をチェックする。もちろんライバル企業も同じようにチェックする。これくらいはやって当たり前だとわたしは思います。
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