リーマンショックには感謝しています

2023年03月23日
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株式投資
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株を始める動機にゆくゆくは配当でのんびり暮らしたいという夢を掲げる人がいます、実はわたしも配当生活をするつもりだった時期があるのです。8年くらいかけて仕込みコストダウンが成功して原価がゼロになったボッシュ株でした。無配が復配して今後増配してと目論んでいた。原価がゼロですから株価の変動なんて気にならない。あとは配当をずっと貰えばよい。ところがその予定はTOBによって打ち砕かれます。全部買い上げられて現金になった。その時はやられたって思いましたけど、今にして思えばそうでもなかった。ほどなくリーマンショックがやってきたのです。もちろん運が良かったと言えますが、それもTOBから2年以上ノーポジでチャンスを伺って待っていたからで、おそらくボッシュの株主たちの中で2年もノーポジで待っていたのはわたしくらいじゃないでしょうか? 

そこからわたしの資金は4つに分散していきます。ひとつはトヨタ株、ふたつめは米ドルと豪ドル建て債券、3つめは不動産でした。リーマンショックで株も不動産も大暴落して米ドル豪ドルも大幅安になったのです。絶好の買い場が同時に現れたわけです。ちなみに4つめは相変わらずのキャッシュです。わたしはトヨタ株はキャピタルゲイン狙いで位置付けていたのですが、債券と不動産をボッシュに変わるインカムゲインの柱にしたいと考えたわけです。不動産については当時の自宅は分譲マンションで、分譲マンションについてはかなり研究していましたが、そこでわたしは誰もやらない不動産投資方法を思い付きます。不動産投資というのは利回りを非常に重んじますので投資家は分譲マンションを買って貸したりしません。でもわたしは利回りよりも貸しやすさ売りやすさを取ったのです。

わたしの結論は環境の良い主要駅から徒歩10分以内の70平米以上の分譲ブランドマンション。このブランドマンションというのは重要です。管理が良いマンションを買うということです。利回りは低い代わりに借り手に困ることはありません。どんどん次が入ります。売ろうと思えばいつでも売れます。賃貸物件なら投資家しか買いませんがわたしの所有物件は住みたい人が買ってくれるわけです。リタイア後の日銭と考えると家賃が月に40万円とか入ってくれば十分以上です。わたしが住んでいるエリアだと自宅以外に2つ3つ持って貸していれば十分なのです。で結局3つまで買い進めた。当時はずいぶん安く買えた。今にして思えばお買い得がゴロゴロでしたけど、でもそんなたくさん買っても意味がないし扱いに困るだけです。不動産はキャピタル狙いでやるもんじゃないでしょう。でも結果的にはその後ずいぶん値上がりしましたけど。 続く
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