「ネットの名誉毀損と侮辱」加害者にとっては過去でも被害者にとっては現在進行形
2023年03月20日

今朝の富士山です
山梨の友人が送ってくれました
富士山って見る方角で雰囲気が違います
これはわたしの脳裏にある富士山とどこか違います
たぶん真北かな?
最近は時間差なく友人から各地の状況が伝えられます
刑事事件に話を戻すと1年間も野放しにされると何が起きるか? 拡散されるのです。悪意を持って拡散する人間もいれば事実だと思って拡散する人間もいる。軽い気持ちで面白いと拡散する人間もいる。そういう人たちへの責任も今後追求される動きはありますが、いかんせん時間がかかるということで拡散のスピードが対策をはるかに上回るわけです。嘘出鱈目でも長くネットに残れば残るほど本当のことだと信じる人間も増えていきます。民事事件にしても同じです。最近発信者情報開示申し立てが簡素化されスピードアップが期待されていますが、本人と特定するのに一苦労、そこから民事訴訟、下手したら強制執行までやると一年以上かかるでしょう。名誉毀損というのは他の犯罪行為と違って、犯罪行為が継続し続けます。止めさせるのに大変な手間と時間もかかる。これが被害者を苦しめるわけです。厳罰化の流れもありますがせめて犯罪行為が行われたら1ヶ月後には捕まって2ヶ月後に起訴されてとなるべきじゃないかなとわたしは思います。さらなる刑事捜査と民事手続きの迅速化が望まれます。
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