あるべき株価はわからなくても、、大きな値札の間違いなら見つけられる
2023年03月14日
買うべき株価を算出する人たちという記事を書いたのは一年ほど前のことです。実際にわたしが彼らに会った時にはすでにこのブログを始めてはいましたが、さすがに買収される側の幹部社員ですから記事にするのは憚られる。いつか書こうとは思っていた記事をリタイア後にようやく書けたというところでした。30億ドルという値段が決まったのは買収直前だったと記憶しています。世の中にはこういう人たちもいるんだって話でこれを同じことを個人投資家ができるわけはありませんが、ただ考え方というのは参考になります。記事に書いた通り会社の価値を弾き出すためにはビジネスの中身を詳細に見るということです。もちろん財務も見ますがROEとかPERとかPBRなんてものがどうこうじゃない。いきなり財務諸表を見れば良いだけのことです。では個人投資家は何ができるか? 正確にはわからなくてもプライスタグ大きく外れたらわかるかもと、じっと待っていてプライスタグの付け間違えを待つということです。3年後にトヨタのプライスタグがリーマンとブレーキスキャンダルの合わせ技で大きくずれた。そこでこれだなって思ったわけです。プライスタグが間違っている!って。こういうことが人生で何回かあればそれで十分なんですよね。
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