1株あたりという考え方は捨てましょう

2023年03月11日
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株式投資
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ゆで太郎の肉きのこつけ蕎麦大盛りで
700円ですがまあまあです
那須で食べると倍します
確かに3割くらいは美味しいけど倍ほど味の差はない
蕎麦は高いと一人では食べづらいです

PER,PBRを出す時に1株あたりで算出するって考え方があります。EPS(一株あたり純利益)とBPS(一株あたり純資産)で株価を割ってPERとPBRを算出するわけです。確かに総株数で割れば一株あたりにはなります。ただ1株あたりで見ると財務諸表と株価の関連性がクリアになりません。一株あたりの利益とか資産なんてたぶんどこにも書いてないです(見たことない)。一方で株式時価総額から見れば利益や資産との関係が1:1で出てきます。企業を見て株式投資をする個人は1株あたりって考えは捨てるべきだとわたしは思います。そもそも投資する企業そのものが1株あたりって考え方で動いていないのです。投資家が勝手に1株あたりって言っているだけです。株式時価総額と株価は連動しているんですから、時価総額を見ていれば会社のオペレーションとの関連性がよく理解できます。まあ数多い銘柄を比較するとかスクリーニングする時使えないことはないのですが、そこで問題になるのは業界ごとに標準値が異なるってことです。業態も利益構造もまったく違うのに平気でPERとかPBRで比較する人っていますけど、数字が良ければいいって話じゃないってわかってんでしょうか?

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