投資家目線を養うためには株だけ見ていては足りないと思います

2023年03月03日
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株式投資
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春スキーとなって滑りを変えないといけません
スキーもゴルフも自然環境で大きく変わるスポーツですので
視野を広げて対応力を上げる必要があって
投資と共通点があるように思っています

資本家ならキャピタルゲインとインカムゲインのバランスが重要で、その中で利回りというのは自分の投入した資金に対しての利回りと、現在の価値に対する利回りと、両方見方があると思います。それでどれが有利不利とか考えるわけですが、わたしの資産内容でもここ数年でけっこう状況が変動しています。

<株式>
現在の保有株式は、投入資金に対しての利回りは10%ほどですが、現在の株価での利回りは3,5%ほどです。ドル建ての株式ですので3.5%の利回りですと今だと債券に乗り換えた方が有利に見えますが、債券はいくら持っていても元本は増えません。利回りも買った以上は変わらない。株はさらに株価が上昇する期待(下落の不安?)がありさらに増配の期待もあります。(実際は復配、コロナ前は6%くらい配当があった)ただこれ以上株価が上がっていって利回りが3%切るくらいになると、債券(ドル建て)に乗り換えたくなるのは自然だと思います。 わたしの場合は減配の心配はほぼないのですが、業績に不安があったりあるいは保有株が大きく下落する不安があるような人は債券にシフトして楽になりたいと思う人も多いのかなと思います。

<不動産>
わたしの保有する不動産の購入価額に対する利回り(家賃収入)は長年7%ほどで推移してきていましたが、最近家賃も上昇していますので9−10%ほどになっています。一方でじゃあ今売ったらという価格から利回りを見ると5%ほどです。不動産もかなり値上がりしているのです。不動産はバブル的な要素を感じてもいますが、これが自国民だけの買いで持ち上がったのならかなり警戒モードですが、首都圏は円安背景の外国人の買いもあって仮に長期的に円安と見るなら大都市圏の不動産はバブルとは言えないのかもしれません。ただこれ以上不動産が上がっていっても借りて家賃を払うのは日本人ですから家賃はもうこれ以上上がらないように思います。つまり利回りは下がる。ぐっと下がって3%とかになると悩ましい。売る気がないものだったのが売りたくなるかもしれません。売れば儲かるわけだし。ただ不動産を売って何を買うかです。円高にでもなれば外貨ですが円高になると不動産は下がるって傾向もあるけど個別の事由もありよくわかりません。なんにせよキャッシュは今以上増やしたくないです。

<債券>
わたしは債券は外貨建てだけですが保有している債券は1−2%の利回りのものが多く最近ようやく4%のものを仕入れ始めています。わたしの場合は長い債券は買いません。5年とか7年で満期まで待ち続けますので原価割れで売ることはないです。今後2−3年で満期になる債券を今後どうするかですが、ドル建て資産だけに日本の不動産とか株って選択はない。全体としての円と外貨の比率を買えたくないのです。となると外国株か外国債券かという選択になってきます。その時の市況で判断しますが、今のところは株より債券の方が有力なのかなって気がしています。利回りで言うと株価が下がらないと買いづらい一方で、株は下落時に配当がよく見える期間がありますがその後減配があるあるだからです。

わたしが足りないおつむで考えているのはこんなことです。人によってはこれ以外に、仮想通貨とか売電とかもあるんでしょう。自分ではこれが投資家的な見方考え方だと思っていて、個別株だけガシャガシャ回している人はわたしには投機家にしか見えませんが、仮に投機をするにしてもいずれは投資家になりたいなら投資家視線を養うのは大切な気がします。その時に考えるのは株式でたくさん銘柄保有して切った張ったといつまでやっていても、まあ一生投機家も選択ですが、投資家にはなかなかなれないってことです。株式やる人は株式の成功者ばかりに注目しますがあれは稀も稀。実際のところ成功者はバランス型が多いと思います。保有銘柄はそれほど多くしないで、大きく資産を伸ばして株以外にも視野を拡げるってのが良いとわたしは思います。そうすればいろんな投資の中で株式投資の位置付けも掴めるわけです。


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