証券営業のセールストークに思う

2023年02月27日
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株式投資
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円=ドル
仕事で輸入も輸出もあって
長年為替を見てきたんで
なんとなく勘が働くってあるような気がしてます

わたしは大手証券会社2つに口座があってよく電話がかかってきます。会いにくるとか言うのは断ってますが話は聞いていて無駄じゃないと思ってます。今どんなものを顧客に勧めているかがわかるからです。1ドル=150円くらいの時に証券会社の営業から何度も電話があってドル建ての債券を勧められました。150円で買っても金利がいいから損しないと言われました。わたしはさすがに150円じゃ嫌だと買わなかった。わたしは150円から円安になるとか円高になるとかそういう予測はしません。わからないから。ただ今保有しているドルの調達平均が100円を切っているのでそれを大きく跳ね上がらせたくはないってことで断ったわけです。しばらくすると130円を切るくらいになって、わたしはそこでドルを新規に買ったわけですが、それでまた証券会社の営業から電話があったので、わたしが言ったんです。1ドル150円で買わなくてよかったと。そうしたら営業さんが「いやいや債券というのは長い目でみないとどっちが良かったか判断できません。あくまで長期的視点で見るべきものです。」って言うのです。

それを聞いて思いました。この営業はどのお客にも同じこと言ってんだろうなって。長期的視点はその通りでも150円で買うより130円で買う方が全然いいに決まっている。でもそれを認めると商売がしづらくなるので、うまいトークを持ってくるか、あるいは入れ知恵されているか。証券会社の営業が言うトークってのはそういうのが多いです。まあわたしとしては120円台でひとまず仕入れて全体のドル調達コストもそんなに上がっていないのでうまく立ち回ってるかなって思ってます。長いこと証券会社の営業とも話をしていて感じるのは、向こうが売りたいものにはうまいセールストークが用意されているってことです。聞いていて上手いこと言うなってもし思ったらそれはきっと向こうが売りたい商品なんです。てことは証券会社が儲かってお客は損しやすいってあくまでも可能性ですけど、そんな感じはありますね。



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