「足るを知るとは?」諦めとか受け入れと混同しやすいです

2023年02月27日
0
株式投資
16770677520.jpeg

足るを知るって言葉はよく聞きますが、勘違いしている人が多いです。自分はどう逆立ちしても億り人にはなれないけど、それでもそこそこ蓄えができたので満足だ。これ以上欲をかいても仕方がない。これは足るを知るじゃないです。言うなら知らされた。それでいいと自分の実力を受け入れたわけです。もちろん身分不相応な高望みを続けるよりはマシですがそこには半分諦めも入っています。夢を捨てたという部分もあるかもしれません。ひょっとして悔いもはいる。それ以上どうにもならないもの、足るを知るもなにもないわけです。本当の足るを知るというのは、自分の持つ価値観に基づいて選択をするってことです。

このまま会社で邁進すればもっと偉くなれるけれど、出世よりも家族との時間を大切するんだ、と給料は下がっても転職するとか、株でもっともっと儲けたいと思うのをやめて、投資はほどほどにしてゆったりと暮らそうとか、これが足るを知るなんです。「足るを知る」とはそこから選択をする。それくらいあえて自分で力を余らせるってこと、あるいは他に力を向けるってことです。そういう足るを知るだとぐっと幸福感も高いのです。他人と比べても仕方ないと自分を納得させるんじゃない。人を妬んだり成功者をいじましく見ることもない。それこそが自分で選んだ道だから納得のわけです。人生はかくありたいと思いませんか? わたしはそう思って実践しています。
関連記事

Comments 0

There are no comments yet.

コメント投稿

更新順
同カテゴリ