計画が狂って担当者が切れた不動産販売会社とのやりとり

2023年02月20日
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そっくりそのままではありませんがイメージで絵を描いてみました。私道は下側4軒が所有しています。向かい側は公道に面していて公道に玄関があります。私道を使っているのは当然所有者である下側4軒のわけです。私道の幅は4メートルですので決して広くはありませんが4軒が往来するには十分な幅です。その私道に対して上側に絵のような小さな家を4軒建てる計画だったわけです。二軒は私道に玄関。目の前に玄関作られて当然出入りも駐車もする。人の土地を勝手に使うという計画のわけです。こんなのを許したら他の家もいつか分割して将来狭い私道に玄関が向かい合う通りになるかもしれません。片方は所有者で片方は勝手に使う。わだかまりが残るに決まっています。この計画に対して工事をさせないとわたしが伝えたら、今までの計画が完全に破綻して逆上した担当者が言うのです。こっちの計画を邪魔するなら思い切り高い建て物を建てて賃貸マンションとかにするけどそれでもいいか? そうなればもっと酷い目に遭うぞ、と言葉遣いはもう少し丁寧ですがはっきりとそういう意味のことを言ったのです。完全に脅しです。実際その業者は賃貸経営などしていないし高い建物と言っても知れています。南東向きでもあるし陽当たりは心配ない。こっちに玄関作られて勝手に使われるよりずっとマシですが、担当者は冷静さを失ったようです。

結局話が決裂して担当者は帰ったのですが、わたしは住民を代表して不動産販売会社の営業所長に電話を入れることにしました。結論は変わらないけど、そもそもきちんを説明をしないで工事の許可だけくれと言うころから不誠実である。また住民を脅していると取られる発言も不穏当である。今後どういう計画にするのか知る由もないが、ご近所であるという事実は変わらないのだから住民同士に禍根を残すような行動は慎み誠実な対応をお願いしますと。営業所長からおっしゃる通りですという返事でした。その日の夜になって夕食を食べているとチャイムが鳴りました。その担当者でした。菓子折りを持って謝りにきたのですが、所長に謝れと言われたんでしょう。サラリーマンの哀しいところです。担当者には君には可哀想かなと思ったけど、今後の御社の誠実な対応を期待するという意味で責任ある人に話したほうが良いという判断をしましたと説明しました。実際今後は慎重に進めることになるでしょう。ちなみに菓子折りは断りました。代表して電話をしているだけですから。とまあこんな顛末だという話ですが、わたしがいてよかったと思います。やられてしまうケースもあるでしょう。工事が進んでから慌てて何か言っても遅いのです。大坂冬の陣で堀を埋められたしまったのが大阪夏の陣での豊臣方の敗因。工事をさせたところから間違いだった、と同じ話ですね。
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