仕組債の自主規制が日経の一面を飾りましたが、どんな意味かわからない人へ

2023年02月14日
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株式投資
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こんな記事が一面を飾りましたけど、10数年前までは仕組債ってのは最低一単位5千万円とか一億の富裕層向けだったんです。わたしのところにも売り込んできました。わたしに営業マンがなんて言って売り込んできたと思います。「これは株で損失を出した富裕層に取り返すチャンスを差し上げるって商品です。買っているのはお寺さんが多いです。」ってわたしに言ったんです。お寺が本当に買ったかどうかは知りませんがよく言うよね。それが最近はネット証券などで庶民にも売り出して酷いことするなって思っていたんです。これで元に戻るだけ。小口に売って大して儲かりもしないのに叩かれても馬鹿馬鹿しいからやめておこうってことじゃないでしょうか?

仕組債ってのは証券会社に有利だし販売手数料も高いのでウハウハの商品なんです。それにしても仕組債とはよく言ったものです。仕組まれてるってことなんですから。わたしによく売り込まれてきた仕組み債はプットオプションの売りです。お客が売ってプレミアムという高い金利を貰うけど無制限のリスクを引き受ける。日経平均連動型なら暴落です。買うのが証券会社とかファンドだけど自分で商品組んでいるから実はプレミアムも低くてますます損しないようになっている。つまり客は儲からないようになっている。それは多少儲ける人間もいますけど、パチンコ屋と客みたいな関係です。胴元は負けないのです。自分でプットオプションを買えないかと調べたんですけど、個人がやってもやはり儲からないようにできていると証券会社の友人から言われました。証券会社が美味しいところを個人に渡すことはないんだそうです。

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