エントリーと買い下がりと利確の位置関係
2023年02月01日
株を買って売るということは「仕入れて売る」という意味で商売と同じです。ですから入り口の時点で出口を見定めていないといけないわけです。入り口より出口の方が大切です。入り方はいろいろあっても出口はわたしの場合自分で設定した企業価値で決まってくるし、そうでなくても物にも株にも売れる値段というものがあるわけです。その出口を見た上で入る。例えばボッシュはこれは買いだと判断して見立てた売り値は1000円でした。それでその時の株価が150円。であればどう入ってもいくら団子で並べても損きりもしないでいいわけです。買えるだけ買っておけば大儲けになる。わたしは60円まで買い下がりました。プロから見れば、どこかで一旦切ってまたどこかから買い下がれば60円の底は拾えたはずだと思うのでしょうけど、でもそれはせいぜい200円300円とかで売ろうという話だからで、1000円で売れるものならそんなもの小細工に過ぎない訳です。見ている出口が違うとやることも変わってくるということです。
トヨタの場合は待ちに待って3000円から買い下がったけど、わたしの場合は出口を6000円と見立てていました。こうなるとあまり雑には買えません。資金管理を考えた上で建て玉の並べ方に気を使いました。フリーズなど当然できないし底値で一番たくさん買いたい。つまり出口が低いと入り口も難しくなっていくわけです。当たり前ですがこれは商売と一緒です。その場合は当然損きりも視野に入るのかもしれない。幸いわたしは売って買い戻すに成功して大きくコストダウンを果たせましたがこれは素人には相当難しく、ラッキーでした。買い下がっていきなり2週間で40%上げたので分かりやすかった。結局トヨタは6000円から売っていってエクジットしました。わたしの場合は最低倍になると思うものしか手は出さないです。倍以下の出口だとわたしにはハンドルが難しい。間違えられない。3倍になるとぐっと楽になります。だからそれくらいのチャンスをじっと待つということです。常に出口から入り口を見てそして入り口から出口への道程も考えるということです。
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