株ネットは異なる言語が飛び交う世界

2023年02月02日
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株式投資

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佐倉美術館

ある投資ブロガーさんが言うわけです。「長年株をやってきて、、、」わたしなんかだと長年というのは20年30年それ以上です。普通世間で長年働いてきたって言う言葉を思えばそれが常識だと思いますが、その人の長年株をやったというのはせいぜい5年なんです。どういう訳で5年を長年と言うか知りませんけど、たぶん株ブログなんて5年残る人の方が少ないし、はじめたばかりの人がゴロゴロしているんで自分はベテランだと思うのかもしれません。でも世間では違います。株ネットの世界では世間の常識とズレた人が闊歩しているわけです。そういう人ですから当然中身も長年と言える内容にもなりません。これに限らず株ネットというのはいちいち言葉遣いに違和感感じるケースが多いのですがその背景にあるのは、相手がどれほどの人か、それと自分がどれほどのものか、これがよくわかっていないかあるいは気にすることなくコミュニケーションをしているからだと思います。

ことほどさように、株ネットの世界というのは言葉ひとつひとつとして通じない人間同士が好きなことを言い合っているわけです。数少ない本物の上級者にとっては、わかっていない人から、同意だろうが賞賛だろうが批判だろうが、アドバイスだろうがコメントに当惑することが多い訳です。わかってもいない人間から同意しますなんて言われても返事のしようがない。見当違いのアドバイスを受けて、舐めとるんか?てのが本音だけど、そうも言えない。言っている方はわかってないし悪気もないんですよね。ということで、違う言語を語る人たちへの応答が面倒だって感覚持っている人もいるんだって話でした。少数の勝ち組にとっては多数派は異なる言語を話しているのですが、多数派にはそれがわからず通じていると思っているという関係です。わたしのことじゃないですけどね。

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